親の病気をきっかけに将来について考えるようになった
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、42歳の既婚女性です。
子育ての目処がたってきて、将来のことを考えるようになったN様。
弊社のマネーセミナーの記事を見て興味がわき、
「お金の知識もないので勉強するきっかけにいいのでは」と参加してくださいました。
個別相談でお話をうかがい、
老後の具体的なイメージができなくて不安なこと、
これまで転勤があるので控えていた住宅購入を考えるものの、
住みたいエリアの価格が高止まりしているのでどうしようか悩んでいることがわかりました。
そこで、老後、住宅といったライフイベントのお金については、
単発で考えるのではなく、同時進行で考えていくことを、
資産管理について人生を逆算して考える手法「ゴールベース・アプローチ」の説明を交えてお話することに。
(※ゴールベース・アプローチについて詳しくは、弊社コラムをご覧ください。)
N様ご自身も、老後や住宅などすべて複合的に絡んでいるので、
難しくてどこから手を付けていいのかわからなかったとおっしゃっていました。
住宅についてはお子様が独立後に購入する考え方もお伝えしたところ、
お嬢様がお年頃なのでお部屋の数が足らないとお聞きしたので、
住宅の問題は優先していくことを確認。
また、学費も住宅と並んで懸案事項と考えていらっしゃったので、
今からの住宅購入は一般的に見て比較的遅いご年齢での購入となることも踏まえて、
学費に注力してしまうと老後の準備に時間を掛けることができず、
セカンドライフに影響がでる危険性と、資産形成には時間をかけることが重要であることを伝えて、
学費は一時的に奨学金を活用し、資産形成を優先するマネープランを案内させていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
※弊社サイトに移動します。