40代で住宅購入を考えるも、老後や学費のこともあってどこから手を付けていいのかわからない
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの谷 謙作です。
ユニバーサル財務総研代表・今村浩二のもと、
個人のお客様の保険選びや貯蓄のお手伝いをさせていただいています。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
FPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」
と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、40代既婚女性のOさん。
弊社のHPから個別相談をお申込みいただきました。
Oさんは共済にご加入されていましたが、
共済の医療保障では、もっとも保障が必要となってくる65歳以降に
保障が薄くなっていくという点と、
保険会社の医療保険が、近年の医療状況に沿った内容に日々進化しているという
ふたつの理由から、以前より医療保険を見直したいと思っていたそうです。
さらにお話を進める中で、
Oさんはお仕事をされているものの、家計の中心者はご主人様であることから、
共済に付帯されている災害保障や死亡保障に対する必要性は、
そこまで感じていないとのことでした。
むしろ重視したい部分は、以下の3点でした。
①保障期間は一生涯続くもの
②先進医療特約が十分に保障される
(現在、一般の保険の先進医療の保障額は2,000万円上限となっています)
③セカンドオピニオンのサービスが充実している
それでもOさんがこれまでお見直しをされてこなかった理由は、
指定難病に該当している膠原病(こうげんびょう)で現在もご通院中であるとのことから、
お見直しは難しいと諦めていたからでした。
そこでいくつかの質問に答えていただきました。
①最近3ヵ月以内に、医師の診察・検査または健康診断・ガン検診・人間ドックを受けて、
以下(1)または(2)をすすめられたことがありますか。
(1)入院または手術
(2)ガンの疑いで再検査・精密検査
②過去1年以内に、病気やケガで入院または手術を受けたことがありますか。
③過去5年以内に、以下(1)~(3)の病気と新たに診断されたこと(再発転移含む)
あるいは以下の(1)~(3)の病気により、入院または手術をうけた事がありますか。
(1)ガン
(2)肝硬変
(3)統合失調症、アルコール依存症、認知症
こちらは、持病があってもご加入できるタイプの医療保険の告知項目の例です。
いずれも該当がなかった場合、ご加入いただけるという内容です。
Oさんはいずれの項目にも該当がなかったため、
緩和型の医療保険にお見直しすることができました。
(※②の項目に該当する場合でも、内容によってはお引受け可能な場合があります)
Oさんには
「入れる保険があったとしても、もっと保険料が高いものだと思っていた。
この先も付き合っていかなければいけない持病があるため、
一生涯の保障があるのは助かります」と、とても喜んでいただけました。
今回は膠原病(こうげんびょう)を例にあげましたが、膠原病(こうげんびょう)に限らず、
他の持病があっても告知に該当しなければ、加入いただける可能性があります。
今回のケースのように
「持病があるので見直しは出来ない」
「見直し出来たとしても、保険料がすごく上がる」と思われているかたは意外とおおいですが、
以前では考えられないような、様々なニーズに対応すべく、日々保険商品は進化しています。
「どうせ無理!」とあきらめる前に、一度プロの話を聞いてみてはいかがでしょうか。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
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