【女性は要チェック!②】老後も考えた住まいは?≪2≫
自粛続く現在。先が見えない中、多くの人が大きな不便や不安を感じながら過ごしていると思います。
人生との向き合い方、生き方、お金の使い方、働き方・・もう一度考えてみる機会になっている方も多いのでは。
なにより多くの時間がとれるこのタイミングは、これまで“そのうち考えなくては”と思いつつも日々の仕事や生活に追われ、何年もそのままになっていた課題やテーマについて腰を据えて思いをめぐらせることができるよい機会とも言えるかもしれません。
あるお客様からもご連絡をいただき「この際だから、そのままになっていたお金や資産を見直したい」とご依頼をいただきました。
今まで忙しくお金を出来るだけ手堅く貯める、ある意味放置してきたけれど、今回の件で時間がとれ、ふと考えた時、人生の後半をささえてくれるはずの自分の「資産」がこれで大丈夫なのかと、心配になったとのことでした。
たしかに、自粛をしている間にも時間は過ぎていき、コロナを乗り越えたその先も将来にわたり生活は続いていきます。
私自身も、自分自身のマネープランについて今一度考えるきっかけになりました。
未来の不安定さをつくづく思い知る機会になったといえるかもしれません。
先日、何年も前に弊社のマネーセミナーにご参加いただいてから、今でも定期的にご相談くださる長いお付き合いのT様より、再度ご面談の依頼をいただき、ご面談後こんなメールをいただきました。
「世の中がこんな中、アドバイスをいただいて安心材料を増やす方向にあり、
何か有効に使うことを考えないといけない気がしています。」
この大変な局面の中だからこそ、ご相談いただいたこと、そしてとてもありがたく大きなやりがいを感じたT様の言葉でした。
コロナ収束後は、様々なことが様相を変えるかもしれませんが、今からご自身なりの予測をある程度立てておくことをオススメします。
例えば全ての人に共通する老後資金を例にとって考えてみたとき、現在、統計上では、老後に必要な生活費として、高齢者夫婦無職世帯で月額約27万円です(総務省統計局「家計調査報告2019年/令和元年 平均結果の概要」)。
でも、今後、もしかしたらこのデータも変わり、あてにならないことも予想されます。
昨年2,000万円問題が世間で騒がれたとき、これまでとは違い、今後は将来に対しては自分自身で対処していくことの必要性を国からアナウンスされたと認識した方も多かったと思います。
しかし今回のコロナの件で、その必要性はさらに増し、そうなるまでの時間も早まったと思います。
そうなった時は、どう行動すれば?
なにから手を付ければ?
こんなときだからこそ「感情」を優先させるのではなく、今の行動がその先を決定付けることに立ち返り、冷静に行動する必要があるのではないかと思います。
これは、資産づくりも日常生活も同じ。
そして資産づくりは欠かすことの出来ない日常生活の大切なピースのひとつです。
起きてしまったことは仕方ありません。このピンチをチャンスと捉え、
一緒に考えていくことができればと考えています。