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コラム
「よくわからないから、なんとなくそのまま」はキケン
2017年8月10日 公開 / 2019年11月1日更新
「とりあえず、通帳にそのまま」は厳禁
弊社の個別相談には、退職した、または退職が近いため、
その後の資金計画について考えたりこれからの準備について知りたい
という方からのご相談も多くあります。
その中で、多くいらっしゃるのは、「まとまったお金を通帳にそのままにしている」という方。
お客様にその理由をお尋ねすると、「どうしたらいいのかわからないから」
という答えが返ってきます。
昨今のマイナス金利の影響で
「どこに預けてもお金が増えないので、何か考えた方がよいのかな」、
「ちゃんと準備しないと老後は大変そう」
と思い情報をとりあえずご自身で集めてみる。
しかし自己責任の金融商品が増え選択肢も増えたものの、知識がないため選び方もわからないし、
それ以前に、まずはどんな準備から始めていいのかもわからず、
結局そのままに・・という方が圧倒的に多いものです。
不思議なもので、人は選択肢が増える程選べなくなるという研究結果があるそうです。
それに加えて、これからの暮らしを左右する大切なお金のこととなると、
勉強してからでないと決められないと慎重になるのは当然です。
また、相談できる相手や場所があまりないというのも要因でしょう。
大切なことだから、積極的に情報をとってほしい
しかし、セカンドライフの準備で一番大切なものは、しっかりと計画を立て、時間をかけること。
無計画に、なんとなくそのままにして時間が過ぎれば過ぎるほど、将来にとってはマイナスとなります。
短い時間で増やそうなどと考えると、必要以上にリスクをとってしまうようなことにもなりかねません。
当然、どのように資金を準備していくかは、それぞれの価値観によって違うと思いますので
「投資しないとお金は足りなくなりますよ」とか、そういう意味ではありません。
もし【とりあえず通帳にお金を入れておいて、年金の足りない分はそこから取り崩していく】
にしても、色々な出費の想定をしてそのプランで大丈夫かどうか精査をして下さい。
準備はできるだけ早いほど、少ない負担で希望に近づけることが出来ると思います。
「わからないからそのうち」「また時間があるときに」とそのままにせず、
気になったら見過ごさず、行動してみて下さいね。
当セミナーをきっかけづくりに活用して頂ければと思います。
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