年金額4年ぶりの引き下げ、「年金カット法」この春スタート
日本に暮らしていると、貯蓄は定期預金に預けるなどして、「円」で貯めている方がほとんどではないでしょうか。
実際、マネー相談に来てはじめて「外貨運用」について知った、というお客様もいらっしゃいます。
このように、あまり身近ではない感じがする外貨運用ですが、実は、身近なところで利用されています。
それは何だと思いますか?
答えは、国民年金です。
国民年金を安定的に運営するための組織「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」は、
安全かつ効率的な運用を行うため、「資産分散」をして私たちの年金を運用しています。
そして、運用の中身、つまり各資産を組み合わせた資産構成割合を「基本ポートフォリオ」として開示しています。
現在の基本ポートフォリオを見ると、年金資産の構成割合は、
外貨建資産を40%(外国株式25%・外貨債券15%)も保有しています。
ちなみに、約10年前の資産構成。
約8割が円建資産で、外貨建資産は約2割。
外貨建資産は2倍にも増えて、円建資産が占める割合が減りました。
まとめ
外貨建て資産への投資は、円建て資産への投資だけでは得られない幅広い分散によって、世界経済全体の成長を投資収益に取り込むことを可能にします。
弊社のマネーセミナーでは、世界の経済成長についても解説しています。
ご参加いただくと、なぜ外貨建て資産への投資割合が増えたのか、お分かりいただけると思います。