【意外と身近な外貨運用】国民年金も外貨で運用

今村浩二

今村浩二

テーマ:マネー知識

日本に暮らしていると、貯蓄は定期預金に預けるなどして、「円」で貯めている方がほとんどではないでしょうか。
実際、マネー相談に来てはじめて「外貨運用」について知った、というお客様もいらっしゃいます。

このように、あまり身近ではない感じがする外貨運用ですが、実は、身近なところで利用されています。
それは何だと思いますか?

答えは、国民年金です。

国民年金を安定的に運営するための組織「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」は、
安全かつ効率的な運用を行うため、「資産分散」をして私たちの年金を運用しています。

そして、運用の中身、つまり各資産を組み合わせた資産構成割合を「基本ポートフォリオ」として開示しています。



現在の基本ポートフォリオを見ると、年金資産の構成割合は、
外貨建資産を40%(外国株式25%・外貨債券15%)も保有しています。

ちなみに、約10年前の資産構成。
約8割が円建資産で、外貨建資産は約2割。
外貨建資産は2倍にも増えて、円建資産が占める割合が減りました。



まとめ

外貨建て資産への投資は、円建て資産への投資だけでは得られない幅広い分散によって、世界経済全体の成長を投資収益に取り込むことを可能にします。

弊社のマネーセミナーでは、世界の経済成長についても解説しています。
ご参加いただくと、なぜ外貨建て資産への投資割合が増えたのか、お分かりいただけると思います。

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Mybestpro Members

今村浩二
専門家

今村浩二(ファイナンシャルプランナー)

株式会社ユニバーサル財務総研

女性のためのマネーセミナー「シアワセのマネーレシピ」を開催し、将来にわたり安心できる貯蓄法、運用法を身に付けたい女性を支援。悩みや不安をお金のプロに気軽に相談できる無料相談も随時受け付けている。

今村浩二プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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