退職後の医療費の自己負担は?③

今村浩二

今村浩二

テーマ:新規保険加入・保険見直し

前回のお話では、高額療養費制度がどういうものか
ということについてお話をしました。

その高額療養費制度について70歳以上に関しては
2017年8月~(実施済)、2018年8月~の
2段階で自己負担限度額が引き上げられます。
最終的には、高所得者については、70歳未満の
高額療養費と同等のレベルとなります。

では、70歳以上の高額療養費自己負担限度額は
どのように変わるのか見ていきます。

まずは、2017年7月までの制度↓

これが、
現時点の制度、【第1段階】2017年8月~2018年7月まで
↓下記↓のように変更となります。

そして、最終的には・・
【第2段階】2018年8月以降は↓下記↓のように変更。

歳を重ねるほど、医療費を使う機会は増加し、高額になる
可能性が高いにも関わらず、今後は払い戻しされる条件の
基準が厳しくなり、実質、自己負担額は増加するということ。
「お年寄りは医療費がほとんどタダ」なんていうのは
本当によき時代の昔の話になります。

でも・・「70歳超えても年収が1000万円とか
ほとんどの人はあてはまらないやん!
私には関係ないわ~」
て思われた方もいらっしゃるのでは?

でも、ちょっと待って下さい。
一般区分【年収156万~370万】
の区分も限度額が4万4000円⇒5万7,600円と
厳しくなっています。

特に年金生活になってからの出費の増加は、
現役時代とは比較にならないほど、実質的にも気持ちの上でも、
大きな負担になるもの。

どのようにこのいざという時の出費に備えていくのか、
貯蓄で対応するのか、保険で対応するのか、
保険であれば今入っているもので問題ないのか。

もちろん、そういったご相談も弊社で承っております。
ぜひ一度ご確認下さいね。

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Mybestpro Members

今村浩二
専門家

今村浩二(ファイナンシャルプランナー)

株式会社ユニバーサル財務総研

女性のためのマネーセミナー「シアワセのマネーレシピ」を開催し、将来にわたり安心できる貯蓄法、運用法を身に付けたい女性を支援。悩みや不安をお金のプロに気軽に相談できる無料相談も随時受け付けている。

今村浩二プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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