坂部智子プロのご紹介
本当に必要なコトを提供できる、介護の橋渡しを(3/3)
介護をする立場に必要なものは
坂部さんにとって、家族に介護が必要になったことはやはりショックで、最初はとまどいの連続でした。
「仕事では専門家として関われるのに、なぜ家族に対しては葛藤やとまどいが起こるんだろう。
本当に何度も何度も自問自答を繰り返しました」。
今では、ようやくその状況を受け入れることができるようになったと話します。
「少しづつ、緩やかに悪化しているものもあります。
けれども、ようやくそれをちゃんと受け入れることができるようになりました。一緒に笑える時間を、今は何よりも大切にしています」
長い闘病生活を経て、そして現在を生きる坂部さんだからこそ説得力のある言葉です。
入院しているときに聴いた話ですが、と前置きをした坂部さん。
「『病』ってやまいだれの中に『丙(へい)』と書きますよね。『病』自体、誰とも比べられない患った本人だけのもので、甲乙つけられないから『丙』が入っているそうです。
傍からはたいしたことがないように見えても、本人にとっては苦しいことがある。他人の抱えている悩みの大きさはわからない。だからちゃんと向き合っていきたいんです」
街で帽子をかぶって配達している坂部さんを見かけたら、ぜひ声をかけて話してみてください。悩みの糸口は、必ず探せるはずです。
(2009年4月 現在)
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