坂部智子プロのご紹介
本当に必要なコトを提供できる、介護の橋渡しを(2/3)
自らの闘病生活を経て得たもの
坂部さんは「福祉住環境コーディネーター2級」、「福祉用具専門相談員」、「介護支援専門員」の資格を取得しています。ただ問題は、介護保険で購入できる商品を扱えないこと。そのためには店舗を構え、2人以上の福祉用具専門相談員が必要となるからです。
「個人の営業力では限界がありますが、同業者も多い。ならば、お客様が必要としている情報などを提供する仲介役として仕事ができるんじゃないかと考えたんです」
介護保険での福祉用具販売業者やケアマネージャー紹介、手すり取り付けなどの住宅改修アドバイス、地域の老人会などでの福祉用具の勉強会、デモ体験会などのイベントの考案など…。
「競争することなく、業者さんと力を合わせて取り組んでいける。お客様と業界をつなぐ、橋渡しのような仕事をしたいですね」
お手製の宅配用帽子も作って準備万端の坂部さん。
実は、20代の頃に風邪が発端の急性脊髄炎から約7年、寝たきりの闘病生活を過ごしています。
「下半身が動かない時期は病院内を車椅子で疾走したり、手が使えなくなったときは足や口を使ったり。たえず何かできることを探してやっていました」。
ほがらかに笑いながら話す坂部さん。「少しの工夫」で生活を豊かにできる。
それは坂部さん自身で体験してわかったことでもあるのです。
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