2020年が終わる
ここんとこずっと、パソコンの前にへばりついて、
いよいよお尻に火が付いたどころではない原稿書きに追われているので、
ちょっと煮詰まるとすぐに現実逃避がしたくなる。
事務所のすぐ前に電気屋サン(いわゆる量販店)があって、
そこが恰好の逃避先となっている。
今まであまり電化製品には興味がなかった。
というか、改めて考えると、電化製品を買うということに関わりがなかった。
中学生になって初めて買ってもらったラジカセとドライヤー。
30過ぎて、一人暮らしを始めた時にそろえた、小型の冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ。(これらはすべて、昨年、単身赴任する友人とこに引き取られていきました)
個人的に所有した電化製品としては、おそらくこれだけではないかな。
「電化製品を買う」ということ自体、きちんとした暮らしを営むというか、
その暮らしの主導権をにぎった存在になって初めて関われるのではないかな。
不本意ながらも、ようやく今、その主導権を握る(?)立場となったのだ。
直行するのは、冷蔵庫売り場。
うちの冷蔵庫、容量は455ℓ。
開けると、見事に中はスッカスカ。
買い溜め魔と化していた母と父の蓄積物がまだ少しは残って空間を占めてはいるが、
それらが片付いたら、これだけの容量は全く不必要になる。
すでに10年以上前の製品なので、今のとは消費電力もずいぶん違うようだ。
300ℓ前後で十分かな・・・
置き場所では、左開きがいいよなぁ・・・
スペース的には、上に電子レンジを乗っけたいな・・・
などなどと、我が家のリフォーム構想の妄想間取り図を思い浮かべつつ、
あっちこっち、開けたり閉めたりしながら、うろうろさまよっている。
突然、我に返って、過ぎた時間を後悔するまで・・・
さっきも行ってきてしまった。
新製品がたくさん入ってた。
今は後悔にまみれてる・・・
頭に浮かんだ文章を、拾い上げる手が遅くて、次々消えてしまうのだ・・・
先は長い・・・