2020年が終わる
庭が花盛りだ。
色とりどりのサツキ?(ツツジとちがうのか、よくワカラン)、
朱色に、よくある濃い紫っぽいピンク、うすいピンク、白、白に赤の斑入り…が、それぞれに大きく育って点在している。
名前のわからない紫紺の花と、コレは教えてもらって覚えた紫蘭が群生してて、他にも白いシワシワ⁇の花や薄桃色のやらが、ひっそりと咲いている。
雨が上がって、紫陽花も一気に開いてきた…
狭い庭だが、こんなに花が咲くんやと、驚いている。
今年が特別なのか、毎年の光景なのか、ワカラナイのが、情けない…
雨の後、落ち葉や吹き込んできたゴミやらが、門扉の周りに溜まっているのが、いつまでもそのまま…
それに、びっくりするぐらい雑草たちが、見事にのびのび育っている…
今までは、父がきちんと手をかけていてくれたのだ。
掃き清められた玄関や、雑草の芽すら出てない庭…
当たり前の光景だった。
掃除をしたからと、いちいちアピールなどすることもなく。
「ていねいに暮らす」ということを大事にしたいと思ってた。
ココロにゆとりを持つだとか、ゆっくりお茶を淹れるだとか、形から入って、そんな気になったりして。
でも今、(基本は)一人でこの家で暮らしてて、私がせんかったらそのまんま…な状況を目の当たりにして、わかったことがある。
ていねいに暮らすとは、大事なのは、どれだけ周りに目を向けられるかだと。
どれだけ見ていなかったのか、思い知らされている。
庭や玄関だけでなく、家の中のあらゆること、父のコトも、多分、母のコトも。
どうにもできない沢山の後悔のタネが、今、爆発的に育っているのだ。
手に負えないほどに…