一番元気で・・・
先日訪問したAさん(78歳女性、要介護1、独居)
顔の上半分が紫色に変わっていた。
先週、夜、トイレで座ったまま眠ってしまい、顔から前にこけた(落ちた?)らしい。
歩行が困難なので、トイレから電話までたどり着くのに相当時間がかかり、
それでもなんとか自分で家族に連絡し、その後、連れて行ってもらった病院では、
打ち身だけで、骨もどこも異常はなかったそうで、安心したとのこと。
少し前から、体調があまり良くなく、ずっと眠くて、だるかったそう。
この程度で済んでよかったけど、まさか、トイレで眠りこけてこけるなんて・・・と、
自分を諌めてはった・・・
同じ日に訪問したBさん(88歳女性、要介護2、独居)
靴下に血がついていて、よく見ると、ベッド周りの絨毯に血がシミになっている。
「足癖が悪くて、家具にぶつけて、爪のところから出血した・・・」らしい。
多少、足元がおぼつかないことはあるが、そのせいではなくて、
元々の性分で、しょっちゅうあちこちぶつけたりしている・・・とのこと。
「昔っからやからなぁ~」「なおらんわ~」
「気ぃつけな・・・ゆうて怒られてばっかしや」と、笑ってはる。
今日図書館で出会ったCさん(おそらく80代後半の男性)
本を数冊抱えて、私が並んでいた、受付カウンターに来て、
「ここらにいれもんのこってへんかったか??」ときいてはる。
ちょっと聞き取りにくくて、若いスタッフさん達は、「え???」と顔を見合わせている。
「本入れてきた袋がないんですか?」と聞くと、「そう」とおっしゃる。
本を抱えた反対の手には、杖と、空の紙袋をさげてはる。
「その袋ではなくて?」
「えっ・・・あぁ、これやこれ・・・」
「えらいまあ、ぼけてしもて、すんまへん・・・」と、恐縮しつつ、去っていく・・・
AさんもBさんもCさんも、いずれも、誰にでもありそうなこと。
というか、私が日常的にやらかしていることと大差ない。
数年後の自分がおそろしい。
このレベルでは、すまないヨ・・・