ふがいない
本日訪問のAさん(70代 女性、要支援2)
ご自宅を訪問すると、50代ぐらいにしか見えない人が出てこられた。
ノートに書いてある情報を見た限り、Aさんは奥に居るのかな・・・と思ったけど
なんと、この人が70代のAさんでした。
皺なんてほとんど無くて、ふっくらした頬に、ふさふさの髪。
赤いセーターがとてもよくお似合い。
思わず、「お若いですね~」と言ってしまった。
・・・ら、「若く見られるのも困るのよ・・・」とおっしゃる。
3年前に股関節の手術をし、今も歩くと痛みが強いので、
買いものや通院先で、椅子が空いていたら座りたい。
「ヨッコイショ・・・」と休んでいると、
「のいてくれへんかな~」という圧力が、四方からかかってくる・・・という。
Aさんからすると、絶対自分より若いやろうと思う人が、
「年取ったら、腰がえら~てね~」
「おたくらまだ若いから・・・」などと言って、押しのけようとするらしい。
仕方なく、「足の手術してるから痛くて・・・」と言うらしいが、
歳相応に見られたら、いちいちそんなん言わんでも、
堂々と座ってられるのでは・・・とおっしゃる。
なるほど・・・
本来、カラダのしんどさに、年齢は関係ないけれど
実際は、「若いモンが・・・」という冷たい目線(?)が強いよう。
若く見られるのも・・・しんどいらしいです。
妙に納得。