隣が火事
本日訪問のAさん(80歳 男性 要介護2)
奥さんとお話していて、ふとテーブルのティッシュの箱を見ると
黒のマジックで「元気になったらキャンプに行こうね」「プール」
「歩けるように」・・・と、子供の字がおどっている。
近所に住む小学生の孫たちが、おじいちゃんにと、
ティッシュの箱を開けるたびに書いているらしい。
ほんのちょっと前まで、まだ元気だったおじいちゃんと一緒に
毎年夏は3回ぐらいキャンプに行っていた。
プールにも連れて行ってもらった。
今も将棋を教えてくれる・・・
大好きなおじいちゃん。
よく見る色紙の寄せ書きなどと違って
しょっちゅう手にして、目に入るところのモノに書かれてあるのが
なんとも身近でいい感じ。
(色紙の寄せ書きが悪い・・・というのではないですが)
さらに、常に最新のメッセージ というのがいい。
小学生の日々進化する文字が書いてあるティッシュの箱。
台所のテーブルのだけでなく、おじいちゃんのベッドの枕元のにも
書いてあるらしい。
ちょうどその孫たちが3人来ていて
デイに行っているおじいちゃんのベッドの上で転がって遊んでいた。
「キャンプ楽しみやね~」と言うと
「ハイッ」と、元気な3重奏が返ってきた。
Aさんも楽しみにしているらしい。