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そっと支える

坂部智子

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テーマ:仕事のはなし

去年の夏から受講していた、KOBE創業塾の、無料個別アドバイスの
最終回が今日だった。
(9月から計4回も活用させていただきました。3人の先生大変お世話になりました。)

「宅配ショップともべぇ」がこれから先に目指す方向、進む道・・・
お客様の一番の要望である“相談”をメインにした場合、
どうやってそれをビジネスとしてなりたたせられるのか
個人からカウンセリング料・・・としてとるのが難しいなら、
セミナー講師という形で、そこから関わるなら・・・・などなど

頭の中に散らばっていたいろいろな考え、想い(妄想も含む)を
言葉にして表現し、プロの視点で整理アドバイスしてもらった。
もちろん、三者三様のアドバイスなので、一直線に方向が決まったわけではない。

それでも、今日の最終面接を終えて、
なんというか、今、とても心が落ち着いている。
自分の一番芯になっている、この想いが
「これでいい」と、どっしりと居場所を得た感じ。

“ビジネス”として考えるほどに、やっぱりどんどん意識が方法を探すようになってしまっていた。
方法はいくらでもある。
それよりもやっぱりなにより大事なのは、「どうしたいか」「何を望むのか」という意図の力。

私がしたいことは、
介護が必要になった人(その周りの人も含めて)の、「のぞむ暮らしを実現する」ためのお手伝い。

『“死”も“介護”も、自分を見つめることなくしてない。
生きたように死ぬ → どうあるか(在り方)
人生は選択 → 選択には理由(背景)がある → 向き合う(掘り下げる)
介護= 科学と想像力(創造力) ← 目的に応じて
(観察、おきかえ、疑似体験)
介護に正解はない
ひとり一人違う』

愛用のハピプロ(ハッピープロジェクト)ノートに書いたこの数行が、その想いの根本。

さかべサンの強みは、「共感」だと言ってもらった。
介護をされた経験、介護をしている経験、プロとして介護のサポートをしている経験
この3つがもちろん、何よりの強みだけれど、
そのことに取り組む私自身に、人がなにか共感することで、
その人を巻き込んで、何かをつくりだしていく・・・

そんな風に、これから 進んでいったらいいのだと、
ただシンプルに、そう思えた。

このコラムを読んでくださっている方のココロにも
もしも何かそんな「共感」が、ちょこっとでも生まれていたなら
それは、とても幸せで、心強いこと。

大きな声で叫ばなくても、
“そっと支える”
そのことに胸をはって、進んでいけたらいいと思った。
たくさんのありがとうをこめて。

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