バリアフリー展2013 新商品ご案内 ベッドマット編
先週のバリアフリー展。
土曜日は、一般のお客さんの入場がとても多い。
日頃あまり出会うことのない、車いすの小さな子供さんがあちこちに居てはる。
かわいらしいバギー型の車いすや、ストレッチャー仕様の車いすなど・・・いろいろ。
車いすも、クッションも、体の状態に合わせた工夫が随所にみられる。
一緒にまわっていた、特別支援学校教員の友達が、
「うちの子~らも、体が前にずれないように、股のところに、こう・・・三角の
おにぎりみたいなクッションを貼りつけて・・・」と説明してくれていた時、
目の前に、そのクッションのついた車いすが置いてあった。
ちょうど子供さんが、歩行器のデモ中。
車いすのそばにいたお母さんに、思わず、そのクッションについてお話を伺った。
既存の座位保持用のクッションでは、前面が全て上がっているため、
太もも裏が圧迫されてしびれてくるので、長くは座っていられない。
この三角で、十分ズレは防止できる・・・とのことだった。
元々は、発砲スチロールで形をつくり、ホームセンターで買ったウレタンを貼りつけて
手作りしていたそう。
オーダーメードで車いすを作るにあたり、メーカーさんが、シートクッションに
工夫をして取り付けてくれたとのことでした。
そのメーカーさんは、介護用の車いすもクッションも扱っているところ。
こっちでは、体に合う用具になるようにと、工夫・改良が進んでいるのに、
介護保険では、枠の中で、あるものから選択するしかない。
なんで、介護用の商品に、そのアイディアが反映されないのかな。
部門が縦割であったり、介護保険のレンタルでは、多数の人が使えることが前提であったりと
いろいろ事情はあるかと思う。
けど、不特定多数に向けたものは、特定の誰にもしっくりとはこない・・・という現実がある。
たくさんの出展品を見た。
なるほど、ここの機能に特化したのか・・・と感動したものもある。
(形状記憶クッション<イーコレシリーズ>・・・・龍野コルク工業株式会社)
ユニバーサルをうたうほど、対象がぼやけるなぁ~と思うことも多かった。
そこを改良したなら、なんでここがこのままなん・・・というのも多かった。
ただ、その場で、なんで?を尋ねることができるし、
納得したり、素朴な疑問を投げかけることもできるので、
やはり直接触れ合える機会というのは、貴重です。
勉強になります。
机の上は、カタログの山。
去年のと差し替えたり整理したり・・・は、まだ手をつけられていない・・・・
行った後が大事です。
ハイ・・・・