映画 「ペコロスの 母に会いに行く」
春の選抜高校野球が始まった。
TVの画面は、入場行進する選手たち。
腕を大きく振り過ぎて、足と合わず、
間にスキップを入れた選手を見つける。
後ろの選手たちが笑いをかみ殺し・・・いや、しっかり笑っている・・・
他チームにも 同じようなのがいるいる・・・
(私も行進は苦手です。ちなみに、スキップも苦手・・・)
選手たちの緊張感が伝わりつつ、なんともほほえましい。
大震災の救助活動、避難生活が続く中での開催。
被災地の代表校の入場ではひときわ大きな拍手が沸き起こっていた。
選手宣誓に、鼻の奥がツーンときた。
今ここで、野球ができること。
この場に立てた、その想いが、素直に、とてもシンプルに伝わった。
「宣誓
私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。
今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。
人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。
私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
「がんばろう!日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。」
「一生に一度」のこの機会。
開催を支え、受け入れ、応援するたくさんの人達。
こんな時だからこそ の、この大会を
私も、しっかり応援するぞ。
(しかし、プロ野球の開催は、違うぞ・・・と思っている)