邪道でも
最近よく見る光景。
シルバーカー(歩行補助車)の座面下(本来は荷物をいれるところ)に
小型犬(かなり大きい犬も)が入っていて、シートの間から顔をのぞかせている。
飼い主に押されて 一緒にお散歩。
確かに、リードを引っ張って散歩させるには足元がおぼつかなさげ(?)だし、
顔を出している犬もかなり高齢のよう。
シルバーカーの“そもそもの起源”と思えるのが
孫を乗せた乳母車を押して散歩する・・・という姿。
孫よりペットが、より身近になってか、
ペットも長生きになってか
今後ますます、シルバー関連のあらゆるところで、
“ペット”が絡んでくることになりそう。
(ペット同伴のデイサービスとか・・・)
シルバーカーにペットを入れて歩行する場合、
耐荷重は、まずオーバーすることはないだろうけれど、
じっとしていられないペットが、シートから顔を出して前方に身を乗り出すと
荷物を入れている場合と違って、重心が前方に偏るので
バランスが崩れることもある。
そもそも「ペット運搬可」仕様ではないので
歩行状態によっては、“絶対止めていただきたい”というケースがある。
今後、ニーズに応じて、メーカーの機種改良も進むかもしれないが、
安易な使用は、くれぐれもご用心です。