映画 「ペコロスの 母に会いに行く」
ロケのニュースやら 何かと話題になる有川浩さんの小説
買って一気に読んで、年末年始も何度も読んだ。
窓からの景色が浮かぶ、かなりなじみある沿線が舞台ということで
何よりわくわく引き込まれた。
沿線ではないけれど、登場する女子高生達に「ビミョー」といわれる“塚口”に5年ほど
住んでいたし。
ナンパ場所としては、“塚口”はビミョウな場所である・・・・というくだり
確かにそうだと うなずきまくった。
(女子高生が父親の誕生日プレゼントを買うのは、西宮北口の無印などではなく
「予算1000円」を叶えてくれる塚口で となったらしい。)
ほんとにとても生活しやすい町だった。
(にせウサギのフカフカマフラーを700円で買ったことがある・・・今も愛用中)
そうそう 西宮北口を「北口」という派と、「西北」という派がいるとのご指摘も
その通り。
私は「北口」派やなあ~。
などなど 随所にうなずき箇所があって 登場人物が皆とてもいいのと合わさって
一緒に 電車に揺られている気分でした。
(描写は無いのに、登場人物に勝手に沿線の制服を着せて私の映像が出来上がる・・・)
私のお気に入り箇所
「~~電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。」
JR(当時は国鉄)しか知らなかった子共時代(確か4歳ぐらい)に
初めて行った「北口」のホームで、線路の終わり(始まり)を見た時は
まさに“衝撃”だったのを思いだした。
ぐにゃりと山型になって 途切れていた。
この電車は ここで終わる・・・
来た電車が 今度は後ろから戻って行くことが 不思議というか
とてもおもしろかった。
(昔から ちょっとツボがズレているかも・・・)
そんなことも思いだしました。
映画 楽しみにしとこ。