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坂部智子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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坂部智子

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テーマ:仕事のはなし


今日モニタリングで訪問させていただいたAさん宅。
2年半前に ベッドや手すりを導入した時から比べると
ずいぶん体調もよくなり、歩行も安定してきたとのこと。
2年半前を知らないけれど、そういうお話を伺うと 本当にうれしいです。

住宅事情として、改修ができないので、
平行棒を手すり代わりに 廊下に設置されていました。
さわると、かなりグラグラ。
「今はもう体重をかけることもなく、ちょっと支えとして持つので大丈夫」と
おっしゃる。
「頼りすぎたらリハビリにならへんし・・・」と。

・・・・・・。
もちろん、不便だからこそ工夫が生まれたり
少しの不自由に取り組むことがリハビリになったりする。

福祉用具の役割とは????
私は、「不自由や不便のある日常生活のサポート」だと思っている。
全てをカバーするものではなく、今ある機能を最大限引き出すための
「きっかけ」をつくるものであるべきだと思っている。

表現はよくないけれど、
過保護にしない代わりに、ピンチの時の御守りにはならないといけない。
部屋中をめぐらす手すりは不要だけれど、
いざという時に頼って、身体を支えられない手すりなら役にはたたない。
数を減らしても、あるところの手すりは しっかりしたものを。
そう 伝えた。

要「再プランニング」です。
ケアマネさんや その他の関係者さん達と、ケース会議です。
正しい、正しくないの話ではないけれど、
そういうもの と思っているケースが多い・・・と知る。

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