1日寝込んだ
薔薇の花を送って下さるサンタさんと お正月会ってきました。
丸2年、私も入院していた あの三田の山奥の病院へ行ってきました。
山奥のはずが、さらに奥がどんどん開発されていくので、
町中っぽくなり、さらに病棟もすっかりきれいに建て替えられたので
面影はなくなっているけれど、
それでもリハビリ室から病棟まで続くあの長い廊下
(別名シベリア街道)もどきが 新しい病棟にもあって
寒さと さみしさで イジイジしながら
車いすをこいで通っていた自分の姿が浮かんだ。
おじさんは この病院でもう20年は過ごしてはる。
久しぶりに会った顔は とても元気そうだった。
(元気というのも変やけど)
いつも冬場は、風邪から肺炎をおこし、げっそりとなっていたけれど、
数年前に気管切開をしてからは、痰の吸引がスムーズで、
風邪もひかなくなったとのこと。
何年も、口から食事を食べることはない。
おせち食うたか~
ビール飲みたいなあ~
鮨 食いたい~
と笑って話す。
最後は食って窒息死がええ~
まかして、共犯者になるわ~
と 盛り上がる。
こうして文字にすると すごい会話。
けど、笑って話したあの時間は とても豊な時間だった。
昨日、私が書いた。
一緒に食事ができる時間を大事にしたいと。
当り前のことを 当り前としてではなく大事にしたいと思う。
それと同時に、
当り前が かなわなくなった時、すっぱりと手放すことも 大事やと思う。
手放した先の 楽天!
おじさんの笑顔に 万歳!