干物女
結果としてクモ膜下出血を見逃すことになった医師に家族が言ったそうだ。
「こういうことは誰にでもある。お互い様だ」
昨日の「プロフェッショナル~仕事の流儀」。
人口3000人の村の「ただ一つの診療所」の医師の姿だった。
「名田庄の専門医」中村医師。
気持を明るくすることから治療が始まる。
病ではなく人を診る。
その人らしい人生を支える。
地域医療とは、日常生活を支えてよりそっていくことだ と言う。
「お互い様だ」と、自分を赦し、励ましてくれた恩に報いるために
やるからには 理想の地域医療を目指す。
お互い様の連鎖の中で 人に対するやさしさを体感する。
患者さんが先生。
その想いにこたえるために、「いい人生やった」その一言のために。
「お互い様」と言えるその心、受け取ってその恩に報いようとした心。
自分の弱さ、小ささと比べることではないけれど
すごいと思った。(なんてこの言葉も軽く響くんやろう)
理想を描くだけでは現実にはならない。
私の想い。
プロフェッショナル=逃れられない困難な状況にあっても、それを宿命として受け止めプラス思考にして楽しんでいく
村の人との笑顔のやりとりが 浮かぶ。