クイーンズのイベント -大使と話そう --今 君たちが考えること --
6月23日に行われた英国の欧州連合(EU)残留か離脱を問う国民投票の結果を受けて、
駐日英国大使館およびブリティッシュ・カウンシルでは、以下の見解を発表いたしました。
イギリスで学ぶいい機会が到来しました。
ぜひ、考えてみてください。
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英国は高等教育分野において2番目に多く留学生が集まる国であり、
2013年には全世界の留学生の10%が留学先として英国を選択しています。
英国の人口は、世界人口の1%未満ですが、世界的な学術専門誌に掲載された文献の6.4%、
世界で最も引用された文献群の15.9%が英国発となっています。
現在、英国では50万人を超える留学生が学んでおり、その出身国は80以上に及びます。
留学生の皆さんは、英国の教育の多様性と知力、さらに、英国の研究力、
及び世界の知識基盤経済における英国の地位に対して、
欠かすことのできない極めて重要な貢献をもたらしています。
英国のEU離脱という国民投票の結果は、英国の教育機関で学ぶ留学生には何ら影響を及ぼしません。
これには、現在留学中の学生も含まれます。
英国は、これまでもそうであったように、今後も、海外からの留学生を歓迎いたします。
英国の大学、大学院のコースは、一般的に他の国よりも短期間です。
たとえば、フルタイムの学士号コースは多くの国では4年間ですが、英国では基本的に3年間で、
フルタイムの修士号コースの多くは1年間です。そのため、早く卒業して仕事を始めることができます。
現在は、学費を抑え、価値ある留学を実現する良い機会です。
また、英国のジョー・ジョンソン大学・科学担当大臣は、EU離脱という国民投票の結果を受け、
「英国は、世界的に最も優れた大学と研究者を擁する国の一つであり、
海外からの留学生、大学教員、研究者は、英国の大学の成功にとって大変重要な役割を果たしています」
との声明を発表しています。
日英関係においては、7月11日、ビジネス・イノベーション・技能省のサジード・ジャビッド大臣(当時)が、
林経済産業大臣との電話会談にて
「ビジネス、経済、文化交流などを含む幅広い分野において英国と日本は深い関係を築いており、
日本は、これからも英国にとって大変重要なパートナーであり続けます」と述べ、
英国は、今まで通り開かれた経済市場を保ち、投資家を含む日本の皆様を歓迎する旨を伝えました。
駐日英国公使
ジュリア・ロングボトム
ブリティッシュ・カウンシル
駐日代表 マット・バーニー
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本件お問い合わせ先:
ブリティッシュ・カウンシル
教育推進・連携部
agents@britishcouncil.or.jp
福田治は、「ブリティッシュ・カウンシル公式資格取得カウンセラー(上級)」 British Council Advanced Agent Certificate (BCAAC)を取得しています。