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リビングが勉強部屋

2024年2月4日 公開 / 2024年2月6日更新

テーマ:注文住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物

おはようございます

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です

何年か前からリビングにカウンターを設けて、そこで宿題をしたり本を読むスペースを設けるようになりました。
このほうが勉強が進み学習が進むというデーターが出ているそうです。
実際、設置させていただいたお宅を後ほど訪問しても、リビングカウンターがかなり活用されているのが分かります。
勉強だけでなく、オンラインなどの仕事や読書など用途はいろいろあるようです。

同じように、特に子供部屋を設けないケースも増えてきました。
フリーのスペースで残しておいて広く活用したり、将来、個室が必要になれば間仕切りを立てるか家具などで仕切って部屋にするように考えておられます。

子供部屋を設けたほうが自分のことは自分でやる。自立性が身につくといわれる一方で、部屋にこもってしまうデメリットもあります。
子供部屋を設ける際は玄関からリビングを経由して子供部屋に入るように動線を検討する必要があります。

子供部屋が必要になるのが10歳前後、22歳ごろには多くの方が自立していきます。実質、使う時間は12年くらいで、そのあとは使わない部屋になるか物置になっています。



広い延べ床面積の建物であれば、特に気にすることもないのですが、土地・資材費も高騰が続く中、限られたスペースを活用するには、どうしても優先順位をつける必要があります。

この記事を書いたプロ

西浦嘉宏

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏(株式会社匠人)

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