デザイン墓
トップページにある記事の内容のコラムが今になってしまいました。
これが自慢の親鸞聖人立像です。
笠の部分も後付けではなく、全て、ひとつの石からの切り出し削り出しです。
つまり削り出して最終結果的に御尊顔の鼻の頭でも飛ばしてしまったりしたら、終わりなのです。
石像は顔が命なのです。
出来上がるまでハラハラしました。
現場と写真メールのやり取りを頻繁にしました。
施主様の親鸞聖人に対する思い入れがハンパではありませんでした。
こちらもその思いに応えようと必死でした。
皆の想いを乗せた結果、出来た厳かな表情で遠くを見つめる親鸞聖人。
出来上がった石像を見て私は大満足でした。
ですが問題は施主様がどう思われるかどうか。
少々緊張の思いで見ていただきました。
施主様は感動しておられたように思いました。
本当に喜んでいただいた。
施主様の満足は本当に励みになります。
これからもこういう思いで仕事をさせていただければと切に思います。