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構えさえきちんとできれば バンカーは怖くありません

2020年8月7日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:バンカーショット

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ゴルフ上達法

バンカーショットは得意ですか?

先日、体験レッスンにお越しになったOさん(女性)は、バンカーが大の苦手。
『これさえ上手くできたら、ゴルフがもっと楽しくなるのに!』と来られました。

バンカーが苦手な方の大半は、『球を上げなければ!』とか、『ボールの後ろの砂を打たなければ!』とか「鋭角に入れないと!」と思っておられます。
でもこれって構えさえちゃんとできれば、『勝手にできること』なんですよ。
ではOさんのレッスン場面を使って解説していきましょう。
(Oさんには、足の裏で感じてもらうためはだしでやって頂いております)

まずは一人で打って頂きました。
体重が後方にかかり過ぎており、手首も伸びたままです、
これではヘッドを球の下=砂をくぐらせることはできません。

軽くお尻を上げ、手の位置を下げてもらいました。
こうすることによって、重心が下がりクラブはフラットに動きますから、ボールの下をくぐらせやすくなります。
このとき、左肩・左腰・左ひざ・左のかかとが縦に一直線になるような体重の掛け方をします。
この体重の位置は、最初から最後まで変わりません。

次にハンドファースト(グリップエンドがヘッドより左に出る)を直しました。
グリップエンドは、体の真ん中よりやや右になります。
フェースはターゲットに対してまっすぐ構えるのではなく、自然に置いた時になる『やや開いた』状態で構えましょう。
また後方からの写真なので分かりにくいですが、体重の80~90%は左の膝の上に置きます。
顔を隠しているので分からないと思いますが、目線はボールの左側(写真奥側)にあります。

この構えで右の親指と人差し指でつまむ感覚でクラブを上げ、左に体重を置いたまま振れば、ヘッドは勝手にボールの後ろ側から入り、バンスではねて球は上がります。
最初全然打てなかったOさんですが、体験レッスンの終わりごろにはきれいに球が上がるようになり、ご自分でも『なんでこんな簡単なことができひんかったんやろ?』と驚いていました。

ではバンカーが苦手な方のために、手順を記しますね。
①ボールは左のつま先線上。
②体重は80~90%左ひざの上に置き、最初から最後まで動かさない。
③左肩から左ひざまでが一直線になるように構え、始動からフィニッシュまでこの体重位置を動かさない
④テイクバックは、右の親指と人差し指でつまんで上げる感覚。このとき左手で押し上げないことが大事です。
⑤上げたら下す。クラブが勝手にボール後方の砂を打ち、勝手に球は上がってくれます。


簡単な説明で申し訳ありません。
もっと詳しくお知りになりたい方は、幣コラムに『バンカーショット』を解説した章があります。
連続写真で解説していますので、そちらをご覧ください。
それでも分からない!もっと詳しく知りたい!と思われる方は、どうか気軽にオーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
Oさんのように、『来てよかった!』と帰って頂けると思います。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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