右ひじを後方に引くとエラーになりやすいです

2019年8月8日公開 / 2021年3月1日更新

テーマ：100を切りたい方のために

コラムカテゴリ：スクール・習い事

右ひじを後ろに引かないだけで、こんなにもスウィングが変わりました。
Sさんは、右ひじを後方に引いてしまう癖が見つかりました。
この度のラウンドレッスンで、修正の成果を試しましたがなかなかの結果となりました。
では解説していきましょう。（左の赤字が今回。右の黒字が前回です）

左肩はどちらも右股関節の上に載っていますからOKです。
しかし赤字の方のフェース面が正面を向いているのに対して、黒字の方は斜め上を向いています。
これは赤字の方は右ひじが後方に引けず、下を向いたままなのに対して、黒字の方は右ひじが後方に引けひじの先が斜め後ろを指しているためにこの差が出ました。

赤字の方も行き過ぎてはいますが、それでもひじの向きがキープで来ているためフェースの向きが変わっていません。
黒字の方は斜め後ろにあったひじが前に出てくるため、背負い投げのような形でクラブを担いでおり、体重軸が動かそうにも動かせない状態になっています。

黒字の方はガニ股で、右に体重が残り担ぎ上げたところから振り下ろしているためフェース面が開いてしまっています。
対して赤字の方は右ひざが左に動き、体重移動が始まっています。
もちろんこれではまだまだ遅いのですが、今までできなかったことができるようになってきたというところでは合格！でしょう。
またフェース面も開いておらず、スクウェアなインパクトができる構えになっています。
実際、この時の球はやや右に飛び出したものの、今までは全く届きもしなかったバンカーにまで飛んでいました。

いかがでしたか？
皆さんには右ひじの位置とトップから切り返しの関連性が分かりましたか？
恐らくほとんどの方は『何かが違う感じはするけど・・・』とか、『少しは違うけど、どこがどう違うか？と訊かれれば・・・』という感じなのではないでしょうか？
ほんの些細な違いに見えますが、結果は大きな差となって表れています。
このように、エラーは大きなものだけではなく些細なことから大きなミスにつながることがあります。
皆さんは『ご自身の些細なミス』に気づいておられますか？
自分では気づかない、些細なところに致命的なエラーの原因が潜んでいるかもしれませんよ？
一人で悩まず、是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
貴方自身が気づいていない、あるいは一人では気づくことができないエラーを直してさし上げます。
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