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コラム
ショートコースでのレッスンは、スコアにこだわらないので、レッスンだけに集中しやすいですよ
2019年3月1日 公開 / 2021年3月1日更新
ショートコースでのレッスン
短いコースでは、アプローチがメインになります
短くても各ホールにレッスンテーマが詰まっているのですよ
皆さんも一度はショートコースを廻られたことがあるのではないでしょうか?
本コースデビューする前の、腕試しにはもってこいですよね?(笑)
今回は、私が使わせて頂いている『すずらんゴルフ場(しあわせの村内)』の各ホールを具体例に挙げながら、ショートコースにおけるレッスンについて書いていきます。
余談ですが、ここは私の高校の2年先輩がグリーンキーパーをされており、この方はメジャートーナメントも開かれた一流コースでキーパーをされていました。
だからここのグリーンは、一流メンバーコースにも引けを取らないくらい、素晴らしい仕上がりを見せています。
(小さいですが、練習場もあります)
すずらんゴルフ場の1番ホールは、86ヤードのパー3です。
86ヤードしかないのですが、実は2メートル以上の打ち上げで、実際には95からピン位置によっては100ヤードくらい打たないといけません。
ここでレッスンすることは、打ち上げの場合どれくらい番手を上げないといけないかの計算です。
風も関係しますし、1番ホールという独特の緊張感に飲まれないようにジョークなどを交えながらリラックスさせます。
2番は右ドッグレッグの268ヤードパー4です。
ここもグリーンまで打ち上げていきますので、生徒さん自身が思っているような距離は出ません。
また短いパー4ですので、飛距離の出る男性の場合は、ドライバーは使わずユーティリティーなどでティーショットを打ってもらいます。
左足上がりでのミドルからショートアイアンのアドレス等の構えをチェックします。
グリーンに乗ればいいですが、外れた場合はアプローチのレッスンをする大チャンスです。
左にショートしたらバンカー越えですし、正面手前ならピッチエンドランというふうに、上げる、転がすのバリエーションが多々あるシチュエーションですから。
3番は101ヤードで、打ち下しのパー3。
ここでは1番とは逆に、どれくらい番手を下げるのか?をレッスンします。
また打ち下しの場合、左下を見る形になるので右肩が上がり、低い球を打つ構えになりやすいです。
皆さんも経験があると思いますが、池越えの時って吸い込まれるように池ポチャしますよね?(笑)
あれは、足元より低い位置にある池を見てしまうから右肩が上がってトップしやすい構えになることが原因です。すべてではないにしろ、原因の多くはこの構えにあります。
だからきちんといつも通りのセットアップが取れるように、視線の向け方などをレッスンしていきます。
4番は127ヤード、谷越えのパー3です。
とかく谷を越えようと力みがちになるホールですので、安全な左サイドに1番手大きめのクラブで打つように指導します。
5番は249ヤード、真っすぐなパー4です。
グリーンまで届く飛距離を持った方には、ミドルアイアンでティーショットしてもらい、セカンドをショートアイアンで。そこからアプローチのレッスンがメインになります。
ドライバーを打つ方も、セカンド以降は同じですね。
6番も真っすぐなパー4で、231ヤード。
ここは180も飛べば、もうアプローチになりますから、グリーンオーバーしない番手選びと、手前からのアプローチを主眼に置いて打って行ってもらいます。
7番は125ヤードのパー4で、ティーイングエリアからは分かりにくいですが、実は打ち上げています。
ティーイングエリアとグリーンの真ん中あたりの見えないところに池があるので、ライナーにならないようなセットアップを指導します。
8番は134ヤードのパー3で、グリーン正面手前にバンカーがあります。
このバンカーを嫌がって、大きめのクラブで打つとグリーンオーバーしてしまい、左足下がりの下りのアプローチが残ります。
ですのでここは、バンカーに入ったらバンカーショットの練習。
オーバーしてしまったら、左足下がりのアプローチを練習するんだと割り切って丁度の番手で打ってもらいます。
このホールもセカンド地点によって、アプローチのバリエーションがいろいろと選択できるので、レッスンには大変面白いホールです。
最終9番は、118ヤードのパー3です。
ここも3番と同じく打ち下しですが、左右が開けており風の影響を受けやすいホールです。
しかもグリーン右には池があるので、風と自分の球筋を考えて狙いをつけることを指導します。
スライスが持ち球で、しかも左からの風であったらグリーンの左にはずすくらい思い切って左を向いてもらいます。
逆にフックが持ち球であったら、真っすぐ狙ってもらうという風にここでは最初のセットアップを最重要視してレッスンします。
いかがでしたか?
パー3が6。短いパー4が3だけのショートコースでも、これだけ各ホールにレッスンテーマがあります。
また9ホール、パー30ですと、皆さんスコアを気にせずレッスンと割り切ってプレーされますから、アプローチの練習には最適なのです。
どうしても18ホール、パー72の本コースだと、レッスンだと分かってはいても、その日のスコアを気にしてしまいますからね(笑)
どうですか?去年の台風の翌日のコースですが、グリーンはとてもきれいでしょう?
こんな仕上がりの良い、本コースにも負けない環境でスコアを気にせずアプローチのレッスンを受けてみられませんか?
まずはお気軽に無料体験レッスンにお越しくださいね。
皆さんのスコアアップのお手伝いをさせて頂けると思いますよ。
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