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ゴルフ場でも灰皿のない場所での喫煙はNG!です

2018年10月23日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:マナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ゴルフ場での喫煙マナー

私自身は喫煙者です。
だから煙草の害がどうのというつもりはありません。
今ここで言いたいのは、ゴルフ場における喫煙のことです。

私は喫煙者ですが、灰皿のあるところ以外では喫いません。
カートに灰皿があっても、ティーインググランド以外では喫いません。
テーインググランドなどで、風向きを調べる意味もあって喫うことはよくあります。
しかし腹立たしく思うのは、灰皿のない場所。例えばフェアウェイとか、ひどい時にはバンカーの中やグリーンサイドに吸い殻が落ちていることです。
灰皿がある場所でも、非喫煙者の方の風下に廻るとかの気遣いはしていますし、ない場所では喫わないというのは述べた通りです。
煙草を喫いたいのなら、喫うのであれば、非喫煙者の方と共存できる方法で喫うべきでしょう。
少なくとも灰皿のない場所=喫ってはいけないところでは喫わないという当たり前のマナーを守れない人は、ゴルフをする資格がありません。
それはゴルフのマナーもルールも守れないということに通じると思います。
申し上げるまでもなく、エチケット(マナー)はルールブックの一番最初、規則より先に記してあります。
良いショットより良いマナーと言われる通り、どれほどスコアが良くてもマナーが悪ければ良いゴルファーとは言えません。
プレー上のマナーもさることながら、こういった『人間としての品性』も高めないと、Good Playerにはなれないと思います。

地獄と極楽には同じものがあるのだそうです。
円卓にご馳走が山のように積んでありますが、円卓の周りは針の山で囲われており、亡者たちはとんでもなく長い箸を持っています。
自分の口には決して入れられない箸なのです。
地獄ではいつも『自分さえよければ!』と、自分の箸で食べようとしているため、どうしても食べることができなくて常に飢えて他人をののしっています。
しかし極楽では、常に向かい側の人に『貴方からどうぞ』と長い箸を伸ばして口に入れてあげているため、いつでも満ち足りています。
この説話のように、、まず『誰かのために』と思いやりをもってプレーしていれば、ほかのプレイヤーが不快な思いをすることは減り、それはすべて自分に返ってきます。
ターフを飛ばしディボットを作ってしまったら目土を入れる。
グリーン上のボールマークは、自分のもの以外も修復する。
こういった『当たり前』の行為ができない人が、灰皿のない場所で喫煙し、吸い殻をポイ捨てするのでしょう。
逆に言えば、煙草のポイ捨てをするような人にはこれらの当たり前の行為をする気持ちがなく、それは取りも直さずプレーをする資格がないということです。

前述しましたが、喫煙者は非喫煙者と共存できるような喫い方をしましょう。
またエチケットは、ルールよりも優先されるということを肝に銘じましょう。
煙草のポイ捨てに見られるようなマナー違反は、ゴルファー以前の問題です。
皆さんもマナー・エチケットを守り、お互いを思いやる心をもって誰もが楽しくプレーできるように心がけましょうね。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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