基本は原点にして頂点 100切りへの最短ルート②
今日は60代のSさんと、50代のKさんのラウンドレッスンでした。
お二人ともラウンド経験はあるものの、いまだスコアをつけて廻ったことはありません。
また正しいマナーを教わったこともありませんでした。
ですから今日は、私がスコアを数えてプレーに集中してもらうと同時に、ハーフを2時間10分以内で廻ることを目標にラウンドしました。
スウィングの分析は下記の通りです。
赤い線は、本来あるべき軸を示し、青い線は現在の位置を示しています。
また黄色い選は、エラーを起こしている箇所です。
まずSさんです。
写真では分からないと思いますが、Sさんはテイクバックの途中から回転軸に沿った方向ではなく、重力に対して上方に手を上げてしまいます。
ですからクラブは良く動いているように見えますが、回転が不足しています。
体の回転方向が上方にねじれなければ、青い線までしか来ていない体重軸が赤い線のところまで来るはずです。
でもまぁ、まだ3回しかレッスンを受けていない割には、以前のスウィングと比べるとかなぁ~り良くなっています(笑)
次にKさんです。
黄色い線が『くの字』になっているのがわかるでしょうか?
右ひざがスウェイしています。
だから上体が左に傾き、青い線のようになってしまっています。
彼女の場合、体の回転より手の動きが先行しすぎているのです。
ではどうしたらいいのか?と言えば、逆説的に聞こえるかもしれませんが、もっと右手を振る動きを意識するのです。
右手を振ろうとすれば、左腰が引っ張らないと動かせないからです。
まぁでも彼女は、アプローチでいいショットが何度も出ていましたから、スコア的にはまずまずのところで収まりました(笑)
で、目標だった2時間10分ですが、前半は達成できました。
しかし後半は残念ながら2時間15分かかってしまいました。
次回はぜひアウト・インともに2時間10分以内で廻れるようにしたいと思っています。
しかし、 当初の予想より彼女たちのラウンド内容が良かったため、時何とか後ろの組に迷惑をかけないで済みました。
Sさんのスコアは134。アプローチとパッティングが良くなれば、すぐに100台で廻れるようになるでしょう。
Kさんは120。彼女はティーショットが良くなれば、一気にジャンプアップする可能性があります。
これからも彼女たちのスコアと、マナーアップの為に一生懸命頑張ります!