プッシュアウト

世のゴルファーで、プッシュアウトに悩んでいる方は少なくないと思います。
今日は、昨日ラウンドレッスンに参加されたHNきゃんさんのスウィングをもとに解説したいと思います。



右手の平が正面を向いているのがわかりますか？
これはひじを下向きに…ではなく、外向きに使ってしまっているからです。
右脇が良く締まっているように見えますが、実はこれは胸の向きに対して押し出す形になっているのです。
クラブがここまで降りてきているとき、胸は30度から45度ターゲット方向に廻っていないといけません。
しかしきゃんさんの胸は、ボールに正対したままです。
つまりひじを外向きに使ってしまった結果、手が先行するスウィングになっているのです。
このままインパクトまでいくとこうなります。



体重が右に残り、この時点ではすでに体の陰に入って見えなくなるところまで入っていないといけないシャフトとヘッドがまだ正面に見えています。
これが典型的なプッシュアウトのスウィングです（笑）
もちろんこのままラウンドしたわけではなく、きちんと修正してからスタートしましたよ。
前半あの前半までは、まだこのプッシュアウトが出たときもありましたが、後半のパー3のホール2つはきちんとワンオンされました。

球筋やスウィングで悩んだら、一人で悩まずプロに相談してみてくださいね（笑）