2024年 年始挨拶
みなさんこんにちは、毎年、花粉症で苦しんでいた加納から少し耳寄りなお話を・・・
今年に入ってすぐ、1月6日から約一週間S病院にてアレルギー性鼻炎&花粉症の治療のために入院してきました。 目的は、もちろん、花粉症と鼻炎の症状改善のためであります。
なぜこんなことになったのかと言いますと、昨年の11月に熱を出し以前から花粉症で掛かっていた耳鼻科に行く羽目になりました。当時どうも鼻炎の調子がいまいちで、起床時にノドがカラカラで苦しい日が続いていました。診察の結果、紹介状書くからS病院に行ってみなさいとの事、さっそく紹介状持参でS病院へ・・・、そこでの検査の結果、「普通の人の10分の1程度の鼻呼吸ですよ~、鼻の中の仕切りが歪んでますよ~・・・これは苦しいですね」って事で私も手術を決意しました。
入院の日程も決まり(花粉が飛び始める前までに)後はいかに入院生活を楽しめるか、なんて考えていました。
入院初日
簡単な検査だけで余裕しゃくしゃくって感じ、本を読んだりテレビを観たり、意外と早く一日が終る。
二日目
早くも手術当日、その前に手術の説明があり、「術名 鼻中隔矯正術・両粘膜下下甲介骨切除術・両翼突管(後鼻)神経切断術、この三つを同時にしましょう!」と・・・午後からいよいよ手術です。術着に着替えてストレッチャ-に乗せられてからはまな板の上の鯉状態でした。 首から上の局部麻酔で医師達の会話はきこえるわ、色々な事を考えてしまうわ、ぎゃ~!鼻の中を切開していくのは何も感じなかったのですが軟骨を削る音と振動がすごい! ちなみに医療用のノミと金鎚を使うようです。(^_^;)
手術室に入って約二時間、やっと無事終了です。
三日目
鼻の中には大量のガーゼが詰まってあり、熱も下がらず口呼吸のみなのでしんどくて横になったままでした。
四日目
午前中に大量のガーゼを抜くのですが、この作業が実は一番苦痛かも・・脳が一緒に出てきそう?なくらい痛くて気持ち悪かったなぁ。この日から退院までは午前と午後に鼻洗浄が必須となりました。また鼻の中が乾燥しないように綿球を鼻の穴に、& マスク生活の始まりです。
~退院
順調に回復し、八日目に退院となりました。想像していたよりも何も出来ずじまいで・・・残念! 退院後も一週間は綿球が鼻の穴に・・・(^_^;) さらに一か月間は塩水による鼻洗浄を行い、現在に至っています。
感想を・・・ 鼻の調子はすこぶる快調です。最初は鼻が通りすぎて痛いくらいでした。
今まで花粉症の時期になると頭痛や鼻詰まりで眠れないくらい苦しかったのが嘘のようです。 今年は花粉の飛散量が例年に比べ少なかったので、「まだまだわからんよ~」と、廻りから脅されていますが大丈夫でしょう
最後に・・・ この治療を他の人にお勧めできるかと言いますと、効果は凄く有ると思うのですが、暫らく続く鈍い痛みが結構しんどいかな?症状の軽い方にはお勧めしません。
花粉症や鼻炎の強烈な方には是非この治療をおすすめします。
わずかな期間でこんなにも症状が改善するならもっと早い時期に受ければよかったと感じる今日この頃です。
ちなみに、大まかな費用はといいますと、大部屋に入院8日間でざっと10万円の支払いでした。(限度額適用認定書を使用)(*^^)v
BY Koji.Kano