ホワイトニングは歯に悪い?
まだまだコロナウイルスが心配な毎日が続いておりますが、皆様はお家時間をどのようにお過ごしでいらっしゃいますか?
私も仕事以外は、外出を控え人混みを避けて過ごしています。
今年はゆっくりとお花見ができなかったのですが、
少し昔の写真を整理しながら、過ごしております。
早く穏やかな日常になりますように☆
さて、今日はご質問の多いホワイトニングについてご紹介いたします。
セルフホワイトニングと歯医者さんでするホワイトニング、何が違うの?
と思われている方もいらっしゃるかと思います。
歯の黄ばみの原因によって、必要な処置は異なります。
少しご紹介いたしますね。
歯の着色の原因
歯の着色の原因は大きく分けて3つ。
①タバコのヤニ、コーヒーやワインなどのステイン
コップの内側に残る茶渋。これらはステインと呼ばれ歯の表面に着色汚れとして付着します。
特に茶葉で出したお茶や、赤ワインはステインは付きやすいと言われています。
これらのステインを予防するには、これらの飲み物を飲んだ後にお水を一緒に摂ると良いでしょう!
歯の表面についた着色はセルフホワイトニングでも落とすことは可能ですが、
歯の間や歯の裏側は綺麗にすることができません。
このため、これらの汚れが残っていると口臭の原因となったり歯周病・虫歯の予防はできません。
ステインなどの着色が気になる方に一番のおすすめは歯医者さんでクリーニングを受けることです。
また、市販で売っているホワイトニングに効果あり、と書かれている歯磨剤でもある程度のステインは除去することが可能です。
しかし、これらの歯磨剤の中には研磨材が多く含まれているものもあり、歯の表面に傷をつけてしまうため、着色が更につきやすくなる場合もあり、使いすぎないよう注意が必要です。
当院ではパウダーと霧状の水を使ってステインを取っていくため、歯を傷つけることなくツヤのある歯にすることができます。
歯をツルツルにするクリーニングとは?
②歯の内部の黄ばみ
歯の表面に着色などはないのに、歯の色がなんとなく黄色いなという方にはホワイトニングがおすすめです。
これらは歯の内部の色が濃いため、着色を分解除去する漂白作用のある薬剤を使う必要があります。
ホワイトニングやりすぎると、体に害があるのではとご心配される方のいらっしゃるのですが、
基本的にその心配はありません。ただし、日本人は欧米人と比較してエナメル質が薄いため、知覚過敏様症状が出る場合があるため、心配な方はしっかりと歯医者さんにご相談されることをおすすめします。
当院ではしみないホワイトニングを行なっております。
しみないホワイトング
お家で過ごす時間が長くなってきた方には、歯型を取ってすぐにお作りできるホームホワイトニングがおすすめです。
通院いただくのは歯型ととるのと、トレーのお渡しの2回のみです。
ホームホワイトニングについてもぜひご覧下さいませ。
ホームホワイトニング
③詰め物の変色
これらは歯科での治療が必要です。
神経を取って変色してしまった歯などは被せ物にしたり、神経のあった部分にお薬を入れることで、漂白が可能な場合もあります。
当院では、着色の原因別に最適な方法をご提案いたしますので
お気軽にご相談くださいね。