コロナで困っていない人たちが法律を決める不思議
昨日は、勢いでコロナの救済措置について、勝手な意見を書いてしまいましたが、これには理由があります。
数日前に、しばらく会っていない友人が、ひょこっと私の事務所にやってきて、こう言いました。
「ちょっと前から仕事にこなくていいと言われたんや。もう飯を食う金もない。」
こんなことを言いにこなければならなかった友人のつらさ、なさけなさ、を偉い人は汲み取ってほしい、と思ったからです。
偉い人は、平常時は、ルーチンワークでいいと思います。
でも、非常時には、身をていして国民を救うことに意義があります。
企業では、業績不振になれば、社員の雇用を守ることを優先して先ず、経営陣が報酬カット等で身を切ります。
本田宗一郎さんは、会社が苦境のとき、奥さんの着物まで売って社員の明日の飯を保証しました。
英国貴族も平常時は優雅な暮らしをしているかも知れませんが、戦争等の非常時には、率先して身をていする覚悟があるとききます。
偉い人は、ぜひそのような覚悟を持ってほしい、と願うばかりです。