作文は自分で考え自分の言葉で書くもの???

辻村豊

辻村豊

テーマ:日々雑感

皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

AIで作文

愚息が学校の作文の宿題を『AIで書いた』と言ったので、思い切り叱りつけました。
理由は簡単です。作文なんぞ自分で考えて自分の言葉で書くものです。『時代の流れ云々』ではありません。
少し前にビジネス関係のWEBセミナーを受講しました。講師が『文章はAIに書いてもらい、最後に人の目が入れば良い』などと言っていました。
そんなことできる人?どれくらいいるのでしょうか?
少なくとも私のような無精者には到底無理です。
世の中の人々は私と違って、さぞかし皆様真面目で優秀なのだろうと思いますが…
私なんぞ、それらしいものが出来上がると、もうそれ以上何もする気にはなれないのです。
(AI=阿保いい加減にせい!なのか?)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5189467/
そして、愚息にはそんな性格も遺伝しておりますから、AIが作った作文を見直すことなんぞやるはずもありません。

詐欺師の道具に???

なぜここまで危機感を感じたか?ですが、ズバリ『AIを使った詐欺師が目立ち過ぎている』からです。
かなりの年配者でも『AIを使って作った!』というパワーポイントの資料の投影を見ることも多くなりました。
年配者にとって『AIが使える』ことは自慢すべきことなのでしょう。
ところが、資料の中身は出鱈目だらけでした。
それでも聴衆が門外漢となればしめたもので、講演後に横に座っていた高齢者が『あんだけの情報を集められる?AIって凄いね!』という声を耳にする始末です。
更に最近ではセミナー企画会社も『AI』というキーワードが大好きなようで、AI関係の講演が目白押しです。
逆に、AIに否定的な立場を示すと、講師の依頼も全く来なくなります。
実際、セミナーの講師を頻繁にやっている人、複数から聞いたお話です。
どう見ても専門外と思われるような内容で講演していたので、尋ねてみると、面白いほど同じ答が戻って来ます。
『AIを使えばその分野に疎くても、それらしい講演ぐらいはできる。』
『今はWEBの講演で質疑応答はほぼ無いし、後で名刺交換などしながら受講者からいろいろ聞かれることもないので、何もバレない。やったもん勝ち!』
でした。
(今やセミナーもエンターテイメント?)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5208868/
あくまでも私見ですが、こういうのを『詐欺』と言うのでは?と思いますが…
もちろん、費用対効果は受講者、あるいは受講させた上司、更には雇っている会社の感覚ですので、当事者が満足すれば良いだけの話ですが…
てなことで、私が流されやすくて無精者である以上、愚息のやったことは非常に危険と感じましたので、きつく叱りました。

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辻村豊
専門家

辻村豊(技術コンサルタント)

合同会社 播羊化学研究所

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