カルメン演奏会

辻村豊

辻村豊

テーマ:日々雑感

皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

交響楽団部に所属していた

過去に申し上げましたように、大学時代は交響楽団部に所属しておりました。
私は担当した楽器を大学から始めたこともあり、ついぞ交響曲というものを演奏することなく、交響楽団部生活を終えました。そして、出たのは全てプログラム一曲目の『前座』でした。
ところが、とある演奏会で『前座がメイン曲になった』という珍事がありました。
既に過去のコラムにも書いておりますが、当初は管弦楽だけのカルメン組曲を予定していました。その関係で出演メンバーも下級生中心でした。ところが、指揮者の先生の意向により、歌も入れて、『名場面集』と形を変えました。その結果、カルメン役には関西歌劇団から藤川賀代子先生、ホセ役にも関西二期会から原田研一先生と、オペラ歌手の方々にも来てもらうことになりました。
そして、いよいよ演奏会当日です。
会場は超満員でした。
ところが、カルメン名場面集の演奏が終わると、客の大半が帰りました。
メインであるはずの交響曲はガラガラだったようです。
(ああ交響楽団!)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5159094/

動画が発掘された!

最近、その時の動画を発掘しました。

歌があるのとないのでは大違い!

動画を発掘したことをきっかけに、当時のことも思い出しました。
演奏会に向けて練習を重ねるわけですが、当然のことながら最初は歌なしでずっと練習します。
そして、本番が近くなって来た時点で歌と合わせることになります。
その時の衝撃は今でも良く覚えております。
やはり、『歌劇として作られた楽曲は歌があってこそ!』と思いました。
当時は完全に末端の部員だったこともあり、かなり情報に疎い状態でした。
そのため、練習会場にやって来た二人が当日も歌うのだろうと思っておりましたが、実は単なる練習相手で、音楽大学の学生さんでした。
そんな自分たちとも同じ学生さんの代打でも、あるとないで大違い!でした。『こんなに立派になるものか?』と思いました。

あるべき姿とは?

歌として作られた曲は、やはり歌があってこそだと思います。
大学を卒業してから、しばらくの間はいくつかの市民吹奏楽団にも参加しておりました。
良くあるパターンとして、お祭りとかで、アニメや歌謡曲のアレンジものを演奏します。いわゆるインストルメンタルで、歌はありません。
ところが、ある時、イギリスから来た吹奏楽団の演奏会を見に行った時のことです。
ポップな曲を演奏しようとした時、それまでユーホニウムを演奏していたメンバーの一人が、突然マイクを持って、吹奏楽団と一緒に歌い出したのです。
その歌い方が大変素晴らしく、わざわざ呼んできたポップシンガーと言われてもわからない程で、非常に格好いいものでした。
学校の吹奏楽部や市民吹奏楽団あるある、コスプレや妙な踊りをやるくらいだったら、しっかり歌も歌える奏者兼歌手を育成した方が良いのでは?と思いますが…

風で音を奏でる

この吹奏楽、管楽器と歌唱は融合性が高いと思います。
どちらも息を使って音を出すからです。
大学時代はトロンボーンを演奏していました。レッスンにも通っていたのですが、そこで『音を出す時は、その音を歌っているような感覚でやるように』と言われていました。
確かに歌を歌っているつもりで音を出そうとすると、トロンボーンの音が良く響きました。おそらく、喉の形や姿勢が良い音を出そうとしていたのではないか?と思います。
そして、吹奏楽と合唱が一緒になればどうなるでしょうか?
最近祖父母を偲んで作った別の動画に、そんな吹奏楽+グリークラブの演奏も入れました。良い感じです。

倒れ込むところに注目?

てなことで、カルメン演奏会ですが、主役を演じた藤川先生、実は代役でした。当初はメゾソプラノのT先生が歌うことになっていました。ところが、出産の関係で、アルトの藤川先生に歌っていただくことになりました。
偶然にも当時、私の知り合いの近くにT先生が住んでいいました。年代もほぼ同じで、同じ生協の協同購入グループのメンバーだったそうです。故に毎週配送がある度に顔を合わせていたそうです。
演奏会のあと、上記動画を入手したので、ダビングして知り合いに渡したところ、T先生と一緒に見たそうです。
最後のカルメンが刺されて倒れ込む場面があるのですが、T先生、そこの部分を食い入るように見ていたそうです。
舞台で倒れる演技って、難しいらしく、『専門家が見ると、見るところも違うものだ』と思ったものでした。

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辻村豊
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辻村豊(技術コンサルタント)

合同会社 播羊化学研究所

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