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辻村豊

豊富な化学技術知識で研究開発および製造をサポートするプロ

辻村豊(つじむらゆたか) / 技術コンサルタント

合同会社 播羊化学研究所

コラム

いつから傍若無人に?

2024年3月17日

テーマ:日々雑感

コラムカテゴリ:くらし


皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

高齢者の姿が…

先週、ちょっとした展示会に行きました。
その展示会でも高齢者の方々の姿もよく見かけました。年齢層の高い方々が活躍できるということは、本来喜ばしいことです。ただ、以前と違うところもあります。
服装も髪型も非常に汚い方々が増えて来たということです。

この国の高齢者はいつから傍若無人に?

そういう方々があの日、展示会会場で、どんなことをしていたのか?はわかりませんが、往々にして、横柄な態度を連発している可能性大です。
昨年、展示会に出展した会社の手伝いをしたことがあるのですが、態度の大きい、早い話が老害をお持ちの方々も来られました。
逆方向から見ると、よくわかります。
それにしても、いつからこの国の高齢者は傍若無人になったのでしょうか?
とある、調剤薬局で働いているという薬剤師が言っていました。
『わたし、お年寄り、嫌い~』
昔なら『何てこと言うんだ?』となっていたでしょうが、今は調剤薬局の窓口で横柄な態度を取る高齢者が当たり前の光景、『薬局あるある』になってしまったからでしょうか?

訪問先とかで

そんなこんなですが、最近は訪問先とかで(服装と髪型の汚い)高齢者にも遭遇することが多くなり、パターン化して来ました。
まずこちらの足元を見て来ます。
最初に『ワシは年金生活者だから、経済的なことは何もできん。』と言って予防線を張ります。
続いて『子供にもまだまだ金がかかるわな~』『家族を守らんとな~』『昔と違って銀行に預けても増えないし、ワシらの時は良かった良かった』とかお金ネタでネチネチやってきます。
こんな話が続くと『アンタは年金という『入金』があるだけマシで、こちらは出て行く一方なんや!』と言いたくなります。

名刺をよこせ!ワシはない。

そして、これまた多いパターンが『名刺をよこせ!』と言って、名刺を要求します。ところが、相手は自分の胸のあたりを触り、『ワシは名刺を作っとらんから…』と言って、自分の名刺は出せないと言って来ます。
更に名刺を渡せば、いろいろ難癖を付けて来ます。
(名刺を見ながら)『合同会社って何?そんなんでええの?』とか、『何か特徴を出さんとアカンはなぁ~でないと直ぐ倒産するでぇ~』『もっと都会でやらないと客捕まえられないのでは?』『ワシはお前さんのことを思って言っているんや。こんなええ話はないんと違うか?』
などなど嫌みのオンパレードです。
アンタに言われんでも、とっくの昔にわかっていることばかりだし、それで日々悩んでいるだけに嫌なものです。
正に人の不幸は蜜の味、こちらが不安な受け答えをすればするほど、勢いは激しく増し、どんどん図に乗って来ます。
まぁ、ネチネチとに傷に塩を塗られ続けるような…

素直にいたわるべき?

昔はよく『お年寄りはいたわりましょう』と言われたものです。
ところが、今はほとんど聞かなくなりました。
なぜでしょうか?
父親が世話になっていたケアマネージャーが『利用者さんの中には、家族がほんの近所に住んでいるのに、全く会おうとしない。残念ながら、そういう方は早くに亡くなられる』と言っていました。
本当に不幸なことです。
『いたわる』を聞かなくなり、『いたわる?何それ?』知らないから『そんなことしなくて良い』と思われるようになって来たからでしょうか?
そうなったのも、上記のような一部傍若無人な人たちの仕業だからでしょうか?

この記事を書いたプロ

辻村豊

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