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森岡寛将プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

シニア世代の資産運用

森岡寛将

森岡寛将

テーマ:シニア世代の運用

お客さまにお伝えしたいこと

  • 現役世代とシニア世代では目指すべき資産運用の目的が異なる。
  • シニア世代の資産運用には上手に資産を利用する視点が不可欠で私たちの様なアドバイザーが役立つ部分が大きい。



 資産運用を考える際には、長期間で分散投資を心掛けたり、コストや税金などを考慮したりすることなど、気を付けるべきポイントが幾つかありますが、まずはその目的について考える必要があります。

 一般的に金融業界で資産運用とは、有価証券などを管理する手段のことを指しています。そしてその目的は何かと問われた場合、まずはお客さまの将来のために資産を増加させることや保全することが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
 これを金融資産だけでは無く、私たちがこれまでの人生で築き上げてきた知識や経験などの人的資産と組み合わせて考えていくと新たな視点が見えてきます。

 私たちのライフプランを描いてみると、青年期には教育をうけたりスキルを磨き上げたりすることで人的資産を積み重ねて向上させることで個人の収入やキャリアの成長に直結して、金融資産の原資とすることが出来ます。そして、老後に備えて長期間じっくりと財産を蓄積させていくことにより、将来の経済的安定の基盤につながっていきます。

 すなわち、人的資産と金融資産との関係において現役世代の資産運用とは人的資産から得た経済的成果を金融資産に転換させることとなります。

 上記のイメージにおいて現役世代(青年期~壮年期)では
人的資産から得た経済的な成果(給与収入など)から少しずつ金融資産を積み上げていき、シニア世代(老年期)にそれを取り崩していくような形となります。

 その際に、現役世代は給与収入から生活費を賄って余剰分を貯蓄や有価証券への投資などに充てる形で、「どのように使うか?(≒どのように貯めるか)」の視点から資産形成していくことになります。

 一般的に「手取りの一部を貯金もしくは積立投資をすることで資産を積み上げましょう」と勧められるのはこの視点からの考え方で、世の中に出回っている資産運用アドバイスの大半はこの考え方に沿ったものとなっています。 

 一方でシニア世代は、生活費を再雇用などの給与収入や年金収入、そして金融資産からの収入で賄う形で「どのように賄うか」の視点から活用していくことになります。

 最初に述べた通り、資産運用とは有価証券などの金融資産を管理する手段です。
 現役世代(≒資産形成期)における資産運用は財産を増やしていくとの視点となりますので、長期・分散投資を基本とした運用を継続することで資産の着実な成長を目指すことになりますが、シニア世代(≒資産活用期)ではこれに加えて上手に利用する視点も必要になります。

 その観点からもシニア世代に対して経験豊富な私たちのようなアドバイザーがお役に立てる部分は大きいのではないかと思います。

【関連動画】シニア世代の資産運用

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森岡寛将
専門家

森岡寛将(最高運用責任者)

株式会社アンバー・アセット・マネジメント

「顔が見える運用」「家族に勧められる商品・サービス」をコンセプトに、顧客本位の資産運用サービスを提供。運用現場からバックオフィス業務まで豊富な経験を有する最高運用責任者より役立つ情報発信に注力。

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