プラム
1位 さつまいも
スイーツのような甘さなのに食物繊維が豊富!秋の健康を支える食材
さつまいもは、落ち葉が目立ち始める9月から11月が旬の時期です。
秋といえば「い~しや~きいも!やきいも~♪」というやきいも屋さんの声や、
落ち葉で作る焼き芋を想像する人も多いのでは。
ホクホクで甘くおいしいさつまいも。実は腸内環境を整え、便秘解消に役立つ食物繊維、免疫力アップや肌の調子を整えるビタミンが豊富で、女性に嬉しい食材です。
産地の代表は、鹿児島県。さつまいもは鹿児島から全国に広がったといわれるだけあって鹿児島県産には品種も多く、ほくほくした鳴門金時などから、ねっとりとした甘みが特徴の安納芋などがあります。
ほくほく系は程よい甘みと食感が、煮物など幅広く料理で活躍する便利な食材。
ねっとり系は水分が多く、甘みが強いのが特徴。それだけでまるでデザートのような味わいなので、そのコクのある甘みを存分に楽しめるよう、そのまま味わうのがおすすめ!
2位 梨
秋のフルーツの代表格!果汁と食感を楽しもう♪
みずみずしく、そしてシャリシャリとした食感が特徴的な梨。
冷やして食べると、甘い果汁が口の中に広がり、秋になったなーと幸せな気持ちになります。
そんな梨の名産地といえば二十世紀梨で有名な鳥取県や千葉県。
梨を選ぶとき、どれがおいしいのか迷う人が多いと思います。梨は大きいものほどおいしいと言われています。
スーパーで選ぶときはより大きくてずっしりとしたもの、特にお尻のほうがおいしいと言われているので、お尻がずっしりとしたものを選ぶのがポイントです。
また、皮のザラザラ感は熟すにつれてなくなってくるので、皮の色がにムラがなくツルツルしてきたら、食べごろ!
3位 栗
お店のスイーツも栗でにぎわう秋の味覚の王道
茹でたり焼いたり、おやつにもぴったりな栗。
家で渋皮煮や栗きんとんを作ってほくほくの甘みを楽しんだり、モンブランといった季節限定の栗スイーツを、お店で味わう方も多いのではないでしょうか。
栗といえば丹波地方で採れる丹波栗ブランドが有名ですが、栗の主な生産地は、茨城県、熊本県、愛媛県、岐阜県、埼玉県など全国で生産されています。
こういった生産地をはじめ全国には「栗拾い」ができる農園も多く、自分で拾った栗で、手軽に栗ご飯など作ってみるのも秋の味覚の楽しみ方ですね!
4位 ぶどう
品種豊富で味も多彩!飽きないフルーツの宝石♪
秋に旬を迎えるぶどうは、非常に品種が多く、色も味も大きさもさまざま。
皮の色で3種に分けられ、黒に代表されるのは、巨峰、ピオーネ、ナガノパープルなど。
赤に分類されるのはデラウェアや甲斐路、ロザリオロッソなど。
緑に分類されるのは、最近評判の瀬戸ジャイアンツ、シャインマスカットです。
これらは価格が高めのため贈答品にもピッタリ。
タネがなく、皮ごと食べられるのが特徴です。
ぶどうの主な産地は甲州ぶどうで知られる山梨県。
さすがフルーツ大国!
次いで長野県や山形県、岡山県となります。
鮮度がすぐ落ちてしまうため、どうしてもすぐ食べきれないという人は、冷凍保存したり、マリネにするのがおすすめです!
5位 松茸
唯一無二の香りを楽しみ食べる、キノコの王様
数ある秋の食材の中でも味、香り、希少価値において秋の味覚の最高峰ともいえるのが松茸。
国内での有名な産地は、石川県・長野県・岐阜県・京都府・岡山県・広島県などです。
値段も高いので松茸選びには慎重になりますよね。
松茸は傘があまり開いていないもの、そして弾力のあるものを選びましょう。
食べ方として定番は「焼き松茸」。
松茸に酒を振りかけてしばらくおき、熱した焼き網の上で転がしながら焼きます。
焼き上がったら手で裂き、醤油をかけ、スダチを絞っていただきます。
家庭で作る場合は、ホイル焼きなどにすると手軽です。
他にも松茸ご飯やお吸い物、天ぷらもおすすめです!
6位 柿
切って食べるだけじゃなく、実はいろいろな料理に使えるフルーツ!
素朴な甘味がどこか懐かしい秋の果物である「柿」。
しっかりした食感とほどよい甘みが魅力です。
主な産地は和歌山県や奈良県です。
和歌山県の柿主要産地である伊都地方では、柿を串にさして干し柿にする「串柿」が有名です。
串柿を作っている様子は風物詩。皆さんもぜひ訪ねてみてください。
またビタミンCが豊富で甘柿に含まれている量は、実はミカンの2倍以上!
夏に日焼けしたお肌に嬉しい秋の果物なので、ぜひたくさん食べたいところ。
そのままフルーツとして楽しめますが、塩気や酸味と相性のよい柿は、甘味や食感を生かしたサラダや白和えのほか、炒め物にも実はおすすめです。
ぜひ試してみてください!