重本りか子プロのご紹介
親と子に「わかる・できる・信じる」を伝えたい ベビーサインで紡ぐ深い絆(2/3)
意思疎通できる成功体験が、「もっと話したい」という子どもの気持ちを後押し
重本さんが、現在の道に進むことを決めたのは事務員をしていた頃です。「当時、勤めていた会社では産前産後の休暇取得において前例がなく、私が第一号でした。妊婦や働く母親への制度もまだ整っていなかったので、出産後も変わらず仕事ができるのか先行きが不透明でした。自分のためにも子どものためにも、手に職をつけたいと思ったんです」
そうして見つけたのが日本ベビーサイン協会による講師育成講座。重本さんは生まれたばかりの娘を抱え、門戸をたたきます。
「赤ちゃんが実際に使いこなす参考動画を見たとき、あまりの器用さに衝撃を受けました。私自身、『できるはずない』というのが最初の印象でした」
ところが赤ちゃんの潜在能力は大人の想像をはるかに超え、わが子もすぐに使いこなせるようになったそうです。
「赤ちゃんのお世話をする上でつらいのが、なぜ泣いているのかわからないこと。でも、ベビーサインを導入してからはずいぶん楽になりました。娘はしょっちゅう“おやつ欲しい”とサインを送ってきましたから(笑)」と楽しそうに振り返ります。
「子どもたちは自分の主張が通るという成功体験もあり、おしゃべりができるようになってからもコミュニケーションに貪欲です。『もっと話したい』という前向きな気持ちが、語彙力や表現力、読解力など、言語能力の定着を手助けしていると考えられます。加えて、ベビーサインを覚えようとする際に発揮される観察力や記憶力なども養われると思います」
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担当重本りか子(しげもとりかこ)