なぜ?ハウスクリーニングは高いのか 12 (札幌から ハウスクリーニング激安革命)
夢と希望を持って開業した掃除屋。
多額の開業資金。
家族の期待。
これらを一手に背負って新米オーナーは仕事を頑張ります。
研修で教わった通りに自宅で掃除練習。
研修で教わった通りにチラシ配り。
そして。。。
一週間ほどで、違和感を感じるんです。
言われたとおりに足を棒にしてチラシを配っても電話が鳴らない。
やっと電話が鳴って、見積りに行っても受注にならない。
それでも一生懸命チラシを配る。。。。
1~2週間苦しみ続けた頃にやっと本部からの仕事紹介の電話が!
「隣の○○オーナーの手伝いしませんか?日給5千円ですけど」
何も仕事が無いよりはいいと思い行ってみると先輩お爺ちゃん(オーナー)が2~3人。
やたら休憩時間が多くて、話す話は愚痴だらけ。。。
「掃除屋なんてやらなけりゃ良かった。フランチャイズの説明に騙された」
「私なんか二年やってるけど月間最高売上が18万ですよ」
「チラシ配りで仕事なんか来るわけないよ」
。。。
夢と希望を持ってる新人お爺ちゃん(オーナー)に嵐のように降りかかる愚痴。
※ちなみに、私が最初に話した近隣のオーナーさんは涙を流しながらお話してくださいました。
本部の言う通りに頑張っても仕事が取れない。
先輩を見ても誰も稼げてない。
かと言って営業なんかやったこともない。
家族には超期待されてる。
資金もたくさんかけてしまってる。
今更、辞めるなんて言えるわけがない。
チラシ配っても仕事は来ないし、営業なんかは出来ない。
でも、家にいたら家族が心配する。
だから取り敢えず
いってきま~す!
お父さん!今日も頑張ってね!
朝、このような会話の後、お爺ちゃんはいつもの公園に直行するわけです。
某有名予備校のカリスマ講師が「いつ、やるの?」なるフレーズを流行らせましたがお爺ちゃん達は。。
いつまでもやりません。
車の中で営業や清掃技術の勉強はたくさんするけど、実際に営業する勇気がない。清掃はする機会がない。
事務所と化した車の中で一日を過ごして夕方帰宅。
たま~に電話帳見てかかってくる電話を受けたら、鼻息荒く見積もりに行って一球入魂!
これが、ハウスクリーニングがボッタくりな理由その一
【超ハイテク事務所】とは。。。
仕事がないから毎日が事務所と化した車内で暇つぶし。
たまに来た依頼でボッタくらなければ生活が出来ないから。。。と言うことでした(^O^)
次回は。。。理由その二【上納金】を解説していきます。
お楽しみに。
ハウスクリーニングはボッタくり11へ続く → http://mbp-japan.com/hokkaido/kireiya1ban/column/1103/
ハウスクリーニングはボッタクリ トップ →http://mbp-japan.com/hokkaido/kireiya1ban/column/426/
【コラム】
ハウスクリーニングに革命を→http://mbp-japan.com/hokkaido/kireiya1ban/column/82/
主婦の負担を減らす、家事の外注化について→ http://mbp-japan.com/hokkaido/kireiya1ban/column/99/