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日和和枝プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

出逢いの大切さ。。挑戦⑨

日和和枝

日和和枝

テーマ:無農薬で育てた自然素材

こんにちは^^
天気が良くても暖房を切ることが出来ない
4月ですが。。入学式の時期ですね^^
私事ですが3人の子供達を育てて。。
入学を控えて楽しみでもあるけど、
緊張と不安をかかえていた子供達の
初初しい姿が思い出されます^^

さて。。前回の続きです。
私にとっても挑戦だった15坪のハウス栽培。。
結果が出ないまま北海道綿部メンバーとの決断。。
北海道の地だからこそ強いられた綿花栽培でした。


2014年9月17日
メンバーとの決断。。。
今日は久しぶりにNさん、Mさんと会い
3人での話し合い。。。
余市の綿畑の今後予定は。。。
花は次から次と咲いていますが、
残念ながらコットンボールにはならず、
このまま気温が上がらない状態が続くと
綿づくりが厳しくなることを伝え。。
ふたりの想いを聞き。。10月初めに
全面的に撤去することを決めました。

どんな結果であれ、それぞれが前に進み
綿づくりの経験を活かして今後も色々な
方向性を考え続けていくことを確認した
貴重な時間でした。。

そして。。。ふたつ嬉しいことが。。。
自宅前のハウスおたる綿(和綿)が
ここ数日の間はじけて綿になっていました!♪^^

もう一つは。。
余市の綿畑からプランターと鉢に植え替えた
おたる綿が芽吹き、葉が大きくなってきました!♪^^

おたる綿~和綿
今年で4年目の種になります^^



おたる綿~茶綿3本です。
駄目な枝を切り、越冬させます^^



おたる綿~茶綿2本です^^
駄目な枝を切り、越冬させます^^
元気に育ちますように。。。☆




2014年10月1日
余市の綿畑~束の間の日光を浴びて。。
ハウスのビニールを外し。。
根から綿の木を抜いて土にかえします。



やはり。。抜いた後は写すことが。。
出来ませんでした。

何も言いませんが私と同じく。。
メンバーのNさん、Mさんも心が
痛んでいたと思います。
綿花栽培は綿にはなりませんでしたが。。
たくさんの花が咲いて心を和ませてくれました。
寒冷地ではなく暖かな地域であれば。。
あと1ヶ月は咲いて。。もしかしたら。。
コットンボールがついたのかもしれない。。
そんな切ない思いで土にかえした日でした。

【メンバーNさんの想い】
先日、余市の畑を撤収してまいりました。
100株以上植えて、おそらく1株あたり10個
前後の花が咲いたのだけど、コットンボールに
なったのは4,5個でした。写真はそのうちの一つ。



よくぞ、実になってくれました、という気持ち。
土質が綿を作るのに適していなかったのか、
湿度が高かったのか、何が原因かはわからない。
繊維ってすごいんだな…

このような結果になってしまったのですが、
畑を貸してくださった方々、資金援助して
くださった方々、手伝いに畑に来てくだ
さった方々、気にしてくださった方々、
綿作りを教えてくださった日和さん、
一緒にがんばったもえさん、この場を借りて、
ありがとうございました。来年からはまだ
どうなるかわからないのですが繊維について
勉強していたいなと思っています。


【余市の綿畑~貴重な実】
小さな小さな、コットンボールが
つきました。♪^^花が咲いてい
ましたが、実と花を採り。。
ドライフラワーに。。。
とても愛おしい綿の木でした。。

根から抜いて土にかえし。。。
綿花栽培の再挑戦にむかっての
準備になりますように。。。☆☆

北海道綿部メンバーの皆さま。
除雪から、畑おこし、石灰まき、
鶏ふんまき、ハウスのビニールかけ、
種植え、苗植え、水やり、水枯れ防止
の作業、支柱立て、草取り、綿花の観察、
そして。。最後の畑始末まで。。。
7ヵ月間。。ほんとうに・・本当に
お疲れさまでした!^^


2015年3月23日
おたる綿~収穫そして種採り
春。。それぞれの道へと動きだします。



Nさんは4月から綿のルーツを求めて
色々な方々との交流、織物や染物など
実戦や勉強の旅に北海道を離れます。
5月に一度帰省するのでタイミング
が合えば綿苗植えを一緒にできる
かもしれません。

Mさんは今年も札幌自宅に綿花栽培をし
余市の綿畑や種植えを一緒に綿づくり
をします。今は大学院で農学や研究を
していますが2年後には留学のため
日本を離れます。

二人共どんな道であっても悔いのない
そして。。。更なる究めを身につけ
帰ってきてくださいね^^

そして。。翌2015年度 余市の綿畑
土の問題。。換気の問題。。水枯れの問題。。
などを踏まえて綿花栽培に取り組みました。


次回は。。出逢いの大切さ。。挑戦⑩
     挑戦の結果。。です^^

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日和和枝
専門家

日和和枝(綿花の栽培)

こっとん・ふぁ~む 花畑鮮花

自然環境や健康を意識しながら綿を育てる農家。現在は、他の方と一緒に綿を育て、商品化することを目的としている。北海道の寒い地域でも湿度や温度の管理など環境整備を行えば綿を育てられるという情報を発信する。

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