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9月8日付の日本経済新聞より抜粋

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血液で認知症診断 検査薬
富士レビオ日本で年内申請へ




H.U.グループホールディングス傘下の富士レビオは年内にアルツハイマー型認知症を血液で診断する検査薬を日本で承認申請する。

採血だけなので身体への負担が小さく、検査費も抑えられるのが特徴。

米国では5月に承認を受けている。

血液診断が広がれば、早期の認知症治療につなげやすい。

承認申請するのは患者の血液からアルツハイマー型認知症の進行度合いを測る検査薬。

患者の脳には「アミロイド」や「タウ」という2種類のたんぱく質が蓄積することが知られている。

血液中に流れ出るたんぱく質の量や比率から判別する仕組みで、腫瘍マーカーの検査などにも使う自社の装置で測定する。

まず補助的な診断薬として承認申請する。

利用が広がって検査事例が増えれば、将来は確定診断に使われる可能性もあるという。

日本では患者の自己負担が1回あたり約30万円かかる陽電子放射断層撮影装置(PET)を使ったり、腰椎に太い針を刺して脳髄液を採取したりする検査が主流だ。

一般的な血液を使う検査を基にして比較すれば、費用をPETの6分の1以下くらいまで下げられる可能性がある。

手軽に検査できるようになれば早期診断の後押しになる。

エーザイの「レカネマブ」や米イーライ・リリーの「ドナネマブ」といった認知症薬や、運動療法や介助を通じた早い段階での治療もできるようになる。

富士レビオの検査薬は血液によるアルツハイマー診断としては米国で初めて承認を受けた。

世界保健機関(WHO)によると、世界の認知症の患者数は2021年に5500万人に達し、50年には1億3900万人に増える見込み。

高齢化が進む日本でも22年時点で約443万人が認知症患者とされる。

早期治療に乗り出せれば、膨れ上がる医療費の抑制にも寄与する。

9月8日付日本経済新聞1面の記事原文を抜粋

早くに広がって欲しい願いを込めて紹介いたしました。

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専門家

石井則好(加工食品製造・販売)

Co株式会社

高齢者施設などで深刻化する厨房スタッフの人手不足を解消すべく、真空パック食材と専用調理器によるオペレーションシステムを開発。スタッフ1人で約50人分の食事を提供できる上、作りたてのような温かさも魅力。

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