管理職の抱える悩み
この数年でクローズアップされてきたのが、
学生が就職活動時に受ける「リクルートハラスメント」です。
以下は「職場のハラスメントに関する実態調査(厚生労働省:令和2年度)」
でのリクルートハラスメントに関する調査解答の一部です。
◇リクハラを受けた経験、内容
・約4人に1人(25.5%)がリクハラを経験した
・男女別では男性が多い
・受けた内容は「性的な冗談やからかい」が最も多かった
・女性は「食事やデートへの執拗な誘い」を受けた
・男性は「性的な内容の情報の流布」
・「性的な言動に対して拒否・抵抗したことによる不利益な扱い」を受けた
◇リクハラを受けた後の行動
・「何もしなかった」が最も多く、「キャリアセンターに相談した」が続く
◇何もしなかった理由
・「何をしても解決にならないと思ったから」
・「就職活動において不利益が生じると思ったから」
・「行為がエスカレートすると思ったから」
このように実態調査からは就職活動時に、
男女を問わず深刻なハラスメントが起きていることが見て取れます。
本来は企業側が自ら対策をとるべきことですが、
ハラスメントの多いと言われる業界・業種は存在しますし、
採用部署社員への教育ができていない企業も少なくありません。
そのため、学生を送り出す大学・学校側の対応も重要となります。
企業側のどんな行為・言動がハラスメントとなるか
自分自身が受けた時の対応や自分自身を守るための行動
を知識として事前に知っておくことが
学生・生徒の自衛手段となります。
当社では、「大学・学校向」、「学生・生徒向」
にリクハラ対応研修・講義を用意しております。
研修・講義内容例
・会社組織でのハラスメント
・リクハラの実態
・リクハラにあった時の対応
・相談窓口の対応方法 など
学校全体ではない、小規模単位(学科、ゼミ単位)
でのご依頼も増えています。
次世代を担う学生・生徒たちの未来を守る活動として、
当社でも力を入れています。