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家族が急に倒れて何か月も入院生活が続いたらどうなるのか?

栗栖史匡

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テーマ:事例紹介

今回は、相談事例を紹介したいと思います。

一昨年に広島県在住50代のMさんの奥様が突然心不全になり倒れました。救急車で運ばれて2か月におよぶ集中治療室の治療の甲斐があり、一命をとりとめました。下半身が不自由になりましたが、幸いにして脳への障害はなく8か月の入院生活を経て無事に退院することができました。

退院してしばらくして落ち着いてから、紹介によりM様とお会いすることになりました。奥様の障害状態であれば何か保険を請求できるのではないか?というご相談でした。ご主人曰く「保障の内容はよくわからないし、保険の担当窓口に聞いてもあやふやな回答で頼りにならない。」とお困りでした。そこで、診断書と保険内容を確認し、請求できる保険の手続きに進むことになりました。

紹介したいのはここから先のお話です。

奥様が8か月も入院生活を続けることになると、実際に生活にどのような影響を与えるか?について考えてみたいと思います。
まず、奥様は退院の予定が立たず、もし退院したとしても車いす生活になるので、退職を余儀なくされました。ご主人Mさんは、奥様につきっきりの介護が必要となり、ご主人Mさんも退職を選択しました。
つまり、夫婦共稼ぎだったのが一瞬のうちに無収入となってしまったわけです。そこでご主人Mさんはいろいろと自分で調べたそうです。
その答えは、失業保険と傷病手当金と障害年金でした。

しかしそこまでたどり着くまでにとても大変だったようです。どこに相談したらよいのかも最初はわからず、病院のスタッフに詳しい人がいるとわかって相談しても、一般的な情報しか教えてくれず、実際にMさんの場合はどうなのか?については、結局自分で調べないといけなかったようです。

紹介でMさんと最初にお会いしたときに、Mさんはこう言ってくださいました、「最初から栗栖さんに相談すればよかった」と。私としてはとても嬉しいお言葉です。相談することの価値を認めてくださっているということだと思います。

今では、ネットで検索すれば失業保険や傷病手当金を調べることができます。しかし、そのキーワードにたどり着くまでにはかなりの労力を要します。たどり着くこともできない場合もあるかもしれません。その場合はつまり請求漏れになってしまいます。

私は社会保険の請求漏れも多く発生していると考えています。

そうならないために、くらしのよろず相談として弊社を使っていただければ幸いです。

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栗栖史匡
専門家

栗栖史匡(保険コンサルタント)

株式会社ライトサービス

万が一のときに、保険の内容がわからなかったり、離れていて手続きがなかなか進めない場合に、保険の確認から医療機関との確認、各種書類の取り付けなど、すべて代わりに行います。

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