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今枝仁(いまえだじん)

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コラム

被害者支援講演会

2011年3月6日 / 2014年7月4日更新


 今日、呉市で、被害者支援に関する後援会がありました。呉市と広島県が共催、広島県警と公益社団法人被害者支援センターが後援ということで、私も関係者の1人ではありました。

 講演は、JR福知山線脱線事故で、1両目の車両に乗っていながら生存した、という当時大学生の男性によるものでした。
 今は社会復帰して市役所にお勤めですが、膝に後遺症があるとのことです。

 彼は、事故後昏睡状態で、意識が戻ったとき、そこにいた家族に、「生きとったね。」と言い、また意識を失い、数ヶ月後に意識が回復したそうです。
 
 意識が戻ったときに、ただ側にいた家族の温もりが、その後立ち直っていくときの支えであり続けたとのことです。

 同じ車両に乗っていて亡くなった友人の死亡については、今でも実感が沸かないが、考え続けることにしているそうです。

 死生学について有名な、キューブラー・ロスという医学者がいました。
 彼女によると、ガンを宣告されるなどし死に直面した患者の心理状態は、以下の過程を経るとのことでした。

●否認
 自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。
●怒り
 なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
●取引
 なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。
●抑うつ
 なにもできなくなる段階である。
●受容
 最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。

 重大な事故・犯罪の被害に遭ったり、家族を亡くした遺族の感情も、似た部分もある場合があるのではないかと思いました。

 被害に遭った方の気持ち、周囲の方の気持ちは、当然その立場になってみなければ本当には実感できないものだと思いますが、話を聴くなどして、少しでも知ろうとし、自分が被害者支援や加害者の弁護等をするときに役立てないといけないと思いました。

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