窃盗中毒病 クレプトマニア
今日、広島市と広島県が共催するようなかたちの、防犯フォーラムに出席してきました。
地域における防犯活動がかなり活発になっているようです。私が毎朝街頭に立っていても、子どもたちの登校を見守る地域の保護者・町内の方々が目立ちます。
地域における防犯活動や、子どもの安全を確保する取り組みが活発化したきっかけは、池田小事件などいろいろあると思いますが、広島においては木下あいりちゃんの事件の影響が強いようです。
木下あいりちゃんが育てていたひまわりの種から生まれた子孫を育てて広げていこうという取り組みもあるようで、同事件で加害者の弁護人を務めた私としては、複雑な思いもします。
いろいろな思いが交錯しますが、今の私ができることは、子どもや女性を中心とした犯罪被害が1人でも減ること、犯罪の被害に遭った人の支援が充実するために体制を整える努力をなすことなので、自分にできることを精一杯やろうと思いました。
一昔前までは、犯罪原因論や犯罪機会論は、法学部で刑事政策・犯罪学を専攻した人などごく一部の人だけの知識でしたが、今は幅広く知識が共有されてきているようです。
平成14年をピークに、犯罪を減らす活動が活発化し、犯罪件数がかなり減っていることなど、その道の専門家であるはずの私でさえ詳しくは把握していませんでしたが、地域の防犯活動をなしている皆さんは知っておられました。
安全・安心なまちづくりのためには、
①防犯行動が自然にとれる意識づくり
②互いに支え合う地域づくり
③犯罪の起こらない環境づくり
が重要ということでした。
安全・安心なまちづくり「ひろしま」地域活動支援サイトのアドレスを紹介します。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/anzen/