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弁護士の就職難

今枝仁

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 土曜日に、広島弁護士会館で、今年の12月に弁護士資格を取得し広島で就職を希望する司法修習生と、新規弁護士の採用を検討している法律事務所との、合同説明会がありました。

 法科大学院制度が開始され、新司法試験制度に移行し、弁護士資格取得者の数は数倍に増える割に需要は増えず、弁護士の就職難が言われています。

 これまでのように法律事務所に就職して給料をもらうイソ弁のほかに、事務所に場所を貸してもらうノキ弁、自宅を事務所にするタク弁、携帯電話で活動するケータイ弁などがいるそうです。

 今後は、法人事務所の支部を担当するハナレ弁も多くなると思います。

 採用を検討している事務所が7~8カ所参加のところに、司法修習生は80人が参加。
 
 司法修習生の熱気はムンムン伝わるものの、自己アピールは乏しい感じがしました。

 誰になんと言われようとも、がむしゃらに前に出るのが強い弁護士だと思います。

 もちろん、ほかにも採用を検討している事務所は多くあると思いますが、あまりにも厳しい現実をリアルタイム・ビジュアルで体験することになりました。

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今枝仁
専門家

今枝仁(弁護士)

今枝仁法律事務所

今枝仁は、東京地方裁判所刑事部事務官、東京地方検察庁検事、弁護士となってからも公益社団法人広島被害者支援センターの監事を務めており、いろいろな角度から数多くの事件や当事者を見てきました。

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