『年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることをご提案します。』
事業には先行投資が必要です。売上を上げるために商品を開発
したり、営業マンを雇用したり、広告宣伝を行ったりしなけれ
ばなりません。総じて、先行投資の額が大きければ大きいほど、
大きなリターンを期待できます。
しかし、先行投資は利益を圧迫し、財務に悪い影響を与えます。
財務内容が大きく崩れると倒産に繋がりますので、財務の健全
性を維持しながら先行投資を行わなくてはなりません。事業を
前に攻めることと、財務の健全性を維持することは短期的に相
反関係にあります。
・お客様に喜んでもらえるよう豪華な店舗を作った。
・他が導入していない高額な機械を導入した。
・市場を一気に攻めるため多くの営業マンを雇用した。
・希少価値の高い商品を大量に買い付けした。
事業拡大を目指す経営者としては当然の行為です。上手く行け
ば大きな利益を得て「名経営者」となりますが、上手く行かな
かった場合は「過大投資」です。
先行投資をどの程度行うか=財務内容をどの程度崩すか、とい
う程度加減の判断を誤ると苦境に陥ります。需要に合わせてど
の程度の先行投資を行うかという商売の勘に加えて、財務に関
する専門的な知識があれば、事業はより上手く行きます。歴史
的に見ても、名経営者の横には必ず優秀な財務部長がいました。
もちろん、財務に力を入れればそれだけで会社が良くなる訳で
はありません。財務はあくまでも事業を補完するものです。
しかし、財務で防ぐことが出来た倒産事例は多くありますし、
財務で事業を大きく伸ばした事例も多く見られます。
「この投資は儲かる。」というのは経営者の勘です。次に「投
資に失敗しても許容範囲なのはどのラインか。」という判断は
財務的な見方が役に立ちます。ご自身の経営判断をより正確な
ものとするために、是非、財務のパートナーを持つことをおす
すめします。
○当事務所は、『貴社の財務部長代行』を廉価でお引き受けいたします。
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