新社会人になる我が子へ贈る「実印」。未来に込める願いと当店のこだわり。
おはようございます。
横田印房の田頭です。
先日、知り合いの経営者さんから一般社団法人を設立する相談を頂きました。
法人の実印の説明と金額などをお伝えして、数日。
「田頭君、申し訳ないけれど先日の法人設立なのだけどネットで購入することにしたよ。」
どうも、法人内にて金額で折り合いがつかず、ネット購入となったみたいです。
この様に「実印を作ろう」と思った時、多くの方が迷ってしまう所に「価格の差」があります。
安売りを前面に出している路面店、あるいはネット通販で見かける数千円の実印。
一方で、当店のような専門店が提案するしっかりした数万円の実印。
「同じ名前を彫るだけなのに、なぜこんなに値段が違うの?」
こんな疑問を感じたことがある方もおられるかもしれません。
今日は、印章業に携わる者の視点から「なぜ安くできるのか」という推論と、その裏に隠されたリスクについてお話しします。
1.「デザインにかける時間」を極力省いているから
価格を安くする一番大きな要因は、印面の「文字のデザイン」にかける時間を極力省いている、
文字の知識習得する時間的・技術的の労力を省いていることです。
安売りの印鑑を拝見ことがありますが、既製のフォントをそのまま変更することなく使用して、全自動の彫刻機で彫り上げているように見受けられます。
そして、文字と文字をフォントそのままに配置しているのでバランスが美しくなく、いびつに感じました。
この様に人間が作業する工程が極力省かれているので時間がかからない。
文字のバランス等についての知識習得コストがないために価格を安くすることができます。
機械のボタン一つで印鑑が完成します。
当然、価格は安く作れるのだろうなと推論できます。
格安ハンコのリスクとは?
「とにかく押すことが出来れば問題ない」
という方には、価格が安い方がいいのは当たり前ですし、大正解だと思います。
ただ、買う前に知っておいていただきたいことは
格安の場合、大量に同じ印鑑が出来てしまう可能性があることです。
これが「実印」として使う際に最も恐ろしい点です。
全自動で彫られる印章は、「同じ苗字なら、どれも限りなく似た同じ形」に仕上がります。
つまり、例えば田中さんという人がいて「田中さん」の実印と、誰かが買った「田中さん」の実印のデザインがほぼ同じである可能性があるのです。
(実印は本人の確認のために押します。名字のみだと誰が押したかわからなくなる可能性があります。)
・機械で効率化を進め、彫り上げる
・文字の知識を勉強しない
上記の理由から同じ印鑑のデザインが大量に存在している可能性があります。
実印は、財産を守るカギですとよく店舗で説明をいたします。
そのカギが大量に出来上がっているかもしれない。
そのようなリスクがあるのが、格安はんこなのです。
はんこ専門店がこだわりぬいている字のデザイン
はんこ専門店である横田印房の仕事は、お客様のお名前を他のデザインと異なるものにして、かつ印面に綺麗な配字を行うために一からデザインを書き起こします。
この時に、印章の字典や過去の文字を調べます。
そして、文字の太さ、外の枠との接点の有無、押印したときに映らない空白のバランス。
文字の線の長さ、交差する文字同士の位地、文字と文字の大きさの調整。
デザインにこだわりだしたら、いくらでもこだわるポイントがあります。
このデザインを「考える時間」へのこだわりと情熱をもって、一本一本実印を彫り上げております。
印章という「実用美」を贈りませんか?
安価な印章が悪い、と言いたいわけではありません。
認印として使う分には、手軽で便利ですし、安価なのはとても魅力的です。
しかし、お子様やお孫様へ贈る「実印」となればどうでしょうか。
お子様の実印が必要になるのは、家を買う、車を買う、結婚、相続などといった人生の節目のはずです。
そんな大切な場面に「印鑑のデザインが沢山世の中にあるかもしれない実印」を押すことを想像してみてください。
親御様としても本意ではないはずです。
当店の価格には、「お子様の名前を考え抜いたデザイン料・材料費」が含まれていると考えていただければ幸いです。
文字のデザインはもちろん、その彫り上げた文字を永く維持するために印材にもこだわりがあります。
さらには書体なども含めるとこだわりポイントは沢山あります。
横田印房では、なぜこの素材が良いのか、なぜこの彫り方が安全なのか、一つ一つご説明しております。
「この価格の差には、これだけの理由があったんだね」と納得して、実大切な門出を踏み出す贈り物の1つとして実印を贈って頂きたいといつも願っております。
大切な方への実印の贈り物をお考えの折には、ぜひ横田印房にご相談ください。
スタッフ一同、丁寧にご説明をさせていただきます。



