秋に感じるリズムの心地よさ
秋とピアノの関係を深掘りする
秋は、発表会や演奏の機会を通して、ピアノを続ける意味を感じやすい季節です。
夏のにぎわいが少し落ち着き、毎日のくらしのリズムも整ってくるこの時期は、もう一度ゆっくり鍵盤に向かいやすくなります。
毎日の練習は、ときには同じことのくり返しに思えるかもしれません。けれども、発表会や人前で演奏する機会があると、その積み重ねが少しずつ形になっていたことに気づけます。うまく弾けない日があっても、あきらめずに続けてきた時間は、ちゃんとその子の力になっています。
また秋は、学校行事や地域の催しなどを通して、音楽が人と人をつなぐ場面も増えやすい季節です。ひとりで続けてきた練習が、誰かに聴いてもらう喜びにつながることもあります。
ピアノを続ける力とは、特別に強い気持ちだけではなく、無理のないかたちで音に触れ続けることなのかもしれません。秋は、その大切さを静かに教えてくれる季節です。この秋の一つ一つの経験が、子どもたちのこれからの音楽の時間を、やさしく支えてくれるように思います。
土のぬくもりに触れる秋時間
先日、恒例になっている自宅の芋掘りをしました。土をそっと掘り進めると、思いのほか立派なさつまいもが顔を出し、今年も秋の実りを実感しました。形は一つひとつ違っていても、それぞれに育ってきた時間が感じられ、自然の力の大きさにあらためて心を動かされます。毎年続くこのひとときは、収穫の喜びだけでなく、季節を身近に感じる大切な時間です。
土に触れて、実りを感じた時間が、また明日からの日常を穏やかに支えてくれる気がしました。
A life of ease



